バジルシードよりも単価が安いので買ってみた.業務用1kgの粉寒天だ.粉ということで砂糖か塩レベルの粒を想像していたが,実際は肉眼でも粒を見ることができない細かさ.例えるなら片栗粉.スプーンを突っ込むと泣き砂のような「キュッ,キュッ」という感触がする.
日々使いするためタッパーで保存しようとしたが,タッパーのふたを開けるだけで粉寒天の煙が立ってしまう.別に吸っても害は無いけど「ちょっとなあ」という感じ.次に使わなくなったふりかけ入れに入れてみる.結果的には,ふりかけ入れの方が断然使いやすかった.このふりかけ入れは,元々調味料入れと一緒に買い求めたものだったが,穴が小さいため,ふりかけの「細長い海苔」だけ出てこないという欠陥があった.「のりたま」の「たま」しか出てこない.業者は何を考えてこんな商品を作ったのか理解に苦しむ.が,そんなことはどうでもよくて,この「ふりかけ入れ」は「粉寒天入れ」として半年ぶりに仕事にありつくことができた.
とりあえず味見で最初に400mlの湯に寒天を溶かし,「寒天溶液200ml」と「寒天溶液200ml+ココア」をそれぞれタッパーで固まらせてみた.ココアを使ったのは賞味期限があと2ヶ月だから.冬に買ったけど,飲みきれず残ってしまったものだ.夏にココアはあんまり飲まないので,こういう形で消費してみようと思ったわけだ.食べてみると寒天だけのほうはあんみつに入っている半透明の直方体と同じ味だ.シロップがあればおいしいが,さすがに寒天の塊200gを食べるのは数日で飽きが来そうだ.次にココア入りを食べてみる.これはかなり薄味.ココアをスプーン山盛り2杯程度入れた位では足りないようだ.ただ,これ以上入れると固まる前に沈殿しそうだけど.
調理にアルミ鍋を使ったが,結構こびりつく.スポンジではうまく落ちない.手近なプラ板でこそげ落とすとあっさり落ちた.次回はティファールの鍋で調理してみよう.
次に寒天茶にトライする.300mlの紅茶にスプーン半分の粉寒天を溶かしてみる.ちょうどWMVにエンコードしたDCSSをDVD-Rに焼きながら飲んでいたが,何かしながら寒天茶を飲むのは避けたほうがいいようだ.冷めると固まるからね.
※宣伝トラックバックはつけてくれるなよ>業者