カテゴリー「映画・テレビ」の35件の記事

NHK Eテレ あしたをつかめ~平成若者仕事図鑑 No.297「瞬間を極める!~為替ディーラー~」

FXやってる個人からすれば敵(?)の為替ディーラーを取り上げた.みずほ銀行で豪ドルなど3通貨を扱う日野景介氏の仕事を紹介している.NHKはプロデューサーの作ったシナリオどおりに番組を作り上げる傾向があるので,どこまで実像を映しているか不安があるがとりあえず観てみた.
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画面上,タブがいっぱい出てるけど,映ったチャートは日足で一目均衡表とフィボナッチ,トレンドライン,長期間のMAを表示していた.基準線や転換線の方が短期のMAより使い勝手がいいから,短期間のMAは表示していないのかもしれない.
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収録は10/17(月).月曜午前は相場が動かないから収録にはうってつけ.豪の新車販売台数指標があったが重要度は低い指標.
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このキーボード(REUTERS Dealing 3000のD3-KP)をFXで使えるといいなあ.そのままでなくて,一般向けに安っぽい作りのヤツでも十分なので.
現状のマウスでのクリックだと,カーソルが動いて隣り合った売りと買いのボタンを間違ってクリックとか,クリックしたけど空振りだったりするから.
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自宅での収録は10/12の夜.翌日の10/13は新規雇用者数(予想1.00万,結果2.04万),失業率(予想5.3%,結果5.3%),労働参加率(予想65.6%,結果65.6%)の指標発表なので,そりゃあマーケットのチェックするわな.
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翌日10/13は月に一度の大舞台,雇用統計の日.
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番組内で出てきた「二ヶ月前の苦い経験」というのは収録日から考えて8/11のこと.
新規雇用者数(予想1.00万,結果-0.01万),失業率(予想4.9%,結果5.1%),労働参加率(予想65.6%,結果65.6%).豪ドル円は急落後,上昇する行って来いの展開.
下で売って,踏み上げられ,損失出したら自信失うわな.分かる分かるぞ,その気持ち.

上司である国際為替部 兼平修一次長のアドバイスは「やっぱり,マーケットに入っていくのが非常に遅いよね.何か淡泊な感じがする.ディーラーとしてね.やっぱりやられたときには,何とかそれを少しでも取り返そうと,まあ,貪欲に懲りずにやり続けないと.」というもの.
それは分かるんだけど,恐怖感が抜けないんですよ.
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日野氏も相当のプレッシャーがあり「わかっていてもできない」と言っている.気持ち的には個人投資家とあんまり変わらない.
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そういえば,FX業者のセミナーで鈴木隆一氏が,昔の為替ディーラーの頃のエピソードとして「上司が床にA4用紙を一枚置いて,大きな損を出したトレーダーに対し「一日中,その紙の上に立ってろ」と言って反省させていた」という話をしていましたね.

そして,なぜか番組内の時間は10/13の朝に戻る.日野氏はこの時点で下を予想していた.
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ばいーん.
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わたしは指標直後の高値を買いに行く勇気はないね.V字反転で売る勇気もないけど.この日も豪ドル/米ドルは行って来いの展開.
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番組的には2ヶ月前に失敗→次長からアドバイスを受ける→10/13の指標でもやっぱり(高値掴みで)失敗するが,今回は損を取り戻したよ.やった!俺は一段階成長したよ!という作りになっていた.
実際に10月に収録したテープは,10/13の朝に下向きを予想→指標で「ばいーん」→出遅れて高値掴み→次長に「高値掴みはマーケットに入るのが遅いからだ」と怒られる,というものだったと推測する.これを上手く編集することで,次長のアドバイスを受けて,若者が一段階成長したように見せるのはNHKらしい番組作り.

日野氏の最後のセリフ「やっぱり,失敗した時の記憶ほど強く残ってしまうと思うので,それをいかに良かった記憶に変えれるように,そこから手を動かし続けて,もがき続けて,少しでも光が見えるところに持って行ければ,いいかなと思いますけどね」と言っていた.
個人投資家にとっても良い教訓になるセリフだと思う.わたしも恐怖感が抜けないので,もう少しもがき続けないといけない.
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2ちゃんねるまとめサイトを見ると散々な評価ですが.

俺の周りのみずほ銀行に行った奴は全員童貞だった : 市況かぶ全力2階建

注釈:文中の指標結果は為替相場過去の経済指標の数値を引用させて頂きました.

ザ☆ネットスター! 11月号 「おねえちゃん、あのねの巻」

OP曲は「そらのおとしもの」2話EDと同じ「岬めぐり」.これだけなら笑って済ませられるのですが,OPアニメーションでパンツが飛んでましたよ.NHKなのに.
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井上喜久子の紹介シーンも「あの人」にしか見えないアホ毛+17歳ネタで来てる.
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「こんな面白い番組を作れる優秀なスタッフなのに,残念だけど将来は偉くなれないな.」と思った瞬間でした.さすがにここまでやると「お偉いさん」に睨まれまるんじゃないかと.NHKの上の方って頭固そうだからねー.

後ろの黒板は「化物語」ネタ.配信開始が遅れまくった「つばさキャット 其ノ參」にあわせたもの?
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今回のメインのネタは「まとめサイト」.ネタ的にはスルーされてましたが「痛いニュース(ノ∀`)」のスクリーンショットで取り上げられていた痛いニュース(ノ∀`):女子高生っぽい香水を DS に振りかけ 「ラブプラス」 を楽しむ人々が面白かったな.
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そのネタ元になった
ラブプラス wiki @2ch - 香水について
の「発端」とか特に.

> 732 名前:名無しくん、、、好きです。。。[sage] 2009/09/03(木) 16:52:50 ID:Lue8BOZh
> DSに香水かけたいが、そんなもん家にないし
> 買いに行くのも恥ずかしい人へ
>
> 8×4のフローラルティアラ
> そこら辺のスーパーに売ってるし、
> 食料品とかと一緒に買えば怪しまれる可能性も低い
>
> 女子高生の着替えのあとの教室のような匂いが楽しめて、マジお勧め!
> DSに直接つけるんじゃなくて、ティッシュか何かにつけるんだぞ。

この文章,読むたびにニヤついてしまう.わたしはDSまだ持ってないけどね(買ったらハマリそうなので買う勇気がない.でも,三次元に比べたら全然金掛かんないので,買ってもいいかなと思い始めている).

「まとめサイト」につきものの「嫌儲」について,野尻抱介(尻P)が「纏める能力とか,見つけ出すセンスとか,それも十分な価値なので,一つの価値を作り出していると考えなきゃいけない」という見解を示しました.言われてみれば確かにそのとおりですね.広告貼るくらいはいいよね,と思うようになりましたよ.
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番組内で「あれ?」と思ったのは「白石稔の無茶しやがって」に出てきた本物のお坊さん「蝉丸P」の5000冊を超える漫画のコレクション.仏門というのは俗っぽいものは禁止されてると思っていたので意外でした.漫画読むくらいはいいのか.
だって,この国じゃ漫画読んでる大人は批判されるからね.
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映画 雲のむこう、約束の場所 -The place promised in our early days-

随分と青臭い話だなあ.
主人公の藤沢浩紀(cv.吉岡秀隆)自体,少年がそのまま大人になったような感じだからね.

沢渡佐由理(cv.南里侑香)の儚い声がいい.いかにもな感じのヒロインらしい声.

わかりやすい藤沢浩紀とは逆に,白川拓也(cv.萩原聖人)はつかみにくい部分がありましたね.
特に後半の開戦直前の白川拓也と笠原真希(cv.水野理紗)の会話がピンと来なかった.

「爆破テロの噂,本当かしら.」
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「どうでしょうか.ただ, 開戦はもう目前だろうし,そうなれば塔の研究どころじゃなくなるかもしれません.結局,ツキノエがしていることも,ウィルタのようなテロ組織がしていることも南北分断への抗議って意味では同じことなんじゃないかって気がします.」
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「白川君って,ちょっと不思議よね.なんだか秘密が多いみたい. 」
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「いえ,そんなこと...」

エクスン・ツキノエがユニオンの塔を設計していますが,(白川拓也が言う)塔から南北分断への抗議というメッセージが読み取れませんでした.そのあたり笠原真希もピンと来なくて「なんだか秘密が多いみたい.」というセリフで返したのかもしれません.蝦夷どころか,最悪,世界を書き換えるかもしれない塔を抗議の象徴とする理由はなんでしょう?
こんな分断された世界は(正しい世界に)書き換わらなくてはならないって?それじゃあ極端すぎるよ.

それから,その前のシーンで白川拓也が拳銃でヴェラシーラを撃とうとして藤沢浩紀と殴り合っていましたが,結局は沢渡佐由理を連れ出してヴェラシーラを飛ばす手伝いにまわります.個人的にはその気持ちの変遷を掘り下げて欲しかったですね.藤沢浩紀と沢渡佐由理は病室で(精神的に)逢えていることから,藤沢浩紀は沢渡佐由理を目覚めさせる確信を持っています.しかし,白川拓也にはそれがない.理詰めで考える白川拓也を藤沢浩紀が説得できるとも思えない.そこが劇中では沢渡佐由理を目覚めさせるため「藤沢浩紀に賭けてみる」的なあっさりめの描き方だったような気がします.やはり,白川拓也は「沢渡佐由理が米国にサンプルとして送られる」のが我慢ならなかった,と見るのが自然なのか?
確かにメインストーリーは藤沢浩紀と沢渡佐由理の心のつながりな訳だし,それはそれで良かったのかもしれない.
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中学生の頃に廃駅に沢渡佐由理を連れてきたシーンの最後.
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「あたしね.さっき一瞬だけ夢見てたんだ.」
「夢?どんな夢?」
「んー.わすれちゃったな.でも,多分,あの塔の夢.」
「嘘みたいな眺めだもんな.ユニオンは凄いよ.」
「塔の先.他の世界まで繋がっていそうだ.」
「はあーっ.夕日.なかなか沈まないね.」
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「本当に,あれは特別な夏だった.でも,僕を囲む世界は,この先,何度でも僕を裏切る.」
「あれから3年.あの日を最後に僕は沢渡には会っていない.」

「他の世界まで繋がっていそうだ」という何気ない言葉に真理が隠されていましたね.
にしても,普通,中学男子ってもっとギラついてないもんかな.いや,東北だから純朴なんだ,っていう解釈もあるけどさ.
まあ,だからこそ物語の全編を通して一貫した理想的(?)というか,終始,夢を見ているような世界観を感じながら観ることができますね.

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3年後,東京の高校で授業中に居眠りしていた藤沢浩紀が沢渡佐由理が出てくる夢を見ます.初見では沢渡佐由理が見ている夢かと思ったのですけど.後で藤沢浩紀が同じように教室に駆け込む夢が出てきますが.

(以下,そのシーン)
「そこはずっと遠くの宇宙からやって来たような冷たく深い風が吹いていて,空気には違う宇宙ににおいがしました.空と雲と崩れた街,どこまで歩いても誰もいない.寒い...私,どうしてこんなところにいるの?誰か.ねえ,誰か.浩紀くん.」
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「また,あの夢だ.」
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東京の高校での水野理佳と藤沢浩紀のシーンあたりは,ひたすら藤沢浩紀のモノローグが印象に残りますね.特に「体中の骨が皮膚を突き破るような激しい心の痛みを感じる」の部分とか.おー,分かる,分かるぞ,それ,みたいな.
でも,この二人付き合ってないって本当なのか?どう見ても水野理佳に押し切られ,どことなく沢渡佐由理の面影を重ねてしまった藤沢浩紀が「まあ,いいや」的に付き合い始めた,と観ていましたが.
ちくしょう,このリア充め.

(以下,そのシーン)
「ヴェラシーラを結局,僕達は飛ばさなかった.3年前.佐由理が僕達に何も言わないで消えてしまったことはそれなりにショックだったし,そのことで飛行機作りを止めてしまった自分達自身にも僕達は腹を立てていたのだと思う.中学卒業後,拓也は青森県内の高校に進学し,僕は東京の高校に来た.東京まで来ればユニオンの塔は見えなくなると思ったからだ.でも,それは期待はずれで,時々天気がいいと東京からも塔はかすかに見えた.そういう日,僕は一日暗い気持ちに支配された. 」
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「時々,岡部さんからは近況を知らせる手紙が届いた.返事は一度も出していない.部屋にたどり着いてドアを閉めるたび,まるで体中の骨が皮膚を突き破るような激しい心の痛みを感じる.いつの間に僕はこんな物を抱え込んでしまったのだろう.」
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「一人暮らしの夜は長く感じた.上手く時間をやり過ごせない時は僕は近くの駅まで歩き,誰かを待っているふりをしながら時間をつぶして,それにも飽きると部屋までの帰り道をなるべくゆっくりと歩いた.高校に友達はいたけれど,制服を着ている時以外はどうしてかあまり一緒にいたいと思えなかった.3千万以上の人が暮らす街で,考えてみれば会いたい人も話したい人も僕には誰もいなかった.そういう日々の中で時々,佐由理の夢を見た.それはどこか冷たい場所に一人きりでいる佐由理を必死に探す夢で,結局,いつも佐由理の姿は見つからなかった.ただ,心を震わすような佐由理の気配だけは目が覚めてからも体に残っていた.気がつけば東京に来てから三度目の冬だ.まるで深く冷たい水の中で息を止め続けているような,そんな毎日だった.」
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「僕だけが.」
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「私だけが.世界に一人きり取り残されている,そんな気がする.」
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高校の寮の自室で藤沢浩紀が目を覚ますシーン.

「あの翼...私,知ってる...」
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「目を覚まし,一瞬, 自分がどこにいるのかよく分からなくなる.僕はもしかして間違えた場所に来てしまったのではないかと.時々思う.今では佐由理の夢の方を,現実よりも現実らしく感じている.」
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この感覚,東京で一人暮らししていたときによく感じましたね.アニメを数時間見た後,自分の部屋を見回して「ここはどこだ?」みたいな感覚に襲われることが度々ありました.アニメの中の世界が現実になってしまって,本物の現実に戻れなくなってしまうという妙な感じ.現実に引き戻される瞬間,何かものすごい喪失感に襲われますよね.

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富澤常夫(cv.井上和彦)は,見た目が策士風というか悪人ぽかったのですけど割と純粋な人なんですかねえ.沢渡佐由理の病室で沢渡佐由理の気を感じ取るように病室を振り返るとか.岡部(cv.石塚運昇)と電話しながら過去の飛行機の写真を見たりしてるのが気になりました.
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2005年12月8日にNHK-BS2(アナログ)「アニメ映画劇場」で放送されたものを録画で視聴.録画されていたことすら忘れてましたよ.
2004年制作 新海誠監督
コミックス・ウェーブ

映画 華氏451

12/18にNHK-BS(アナログ)衛星映画劇場で放送されたものを録画で視聴(字幕).

「図書館戦争」で「予言書」として出てきた作品ということで期待して観たが,期待はずれな作品だった.
「言いたいことはわかったけれど,具体的じゃないって.私自身だって,漠然とそう感じただけだからそれは仕方ないわね」だいたいそんな感想.

物足りない(説明不足)な部分は以下のとおり.

1)開始36分のモノレール内の場面.乗客が自分の体をなで回すのですが,この理由が描かれていない.
テレビでしか知識を得られず,他人との接触もある程度制限されているらしい世界,となると外から入る情報はかなり制限されている.それゆえ「人の関心が外よりも内に向く(自分に向く)」ということを描いていると推測しましたが,解答が示されていない.
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2)モンターグ(オスカー・ウェルナー)が本を読むきっかけが描かれていない.
劇中ではクラリス(ジュリー・クリスティ)に「本を読んだことは?」と聞かれたのがきっかけとなっているのですが,それでは弱い.構成するなら図書館の老婦人(ビー・ダッフェル)が本と心中した場面を見て,「なぜ本に執着する?」という疑問をモンターグに持たせた結果として本を読ませる方がしっくりくる.今まで読むことすら考えたこともなかった本を手にするのだからモンターグも苦悩したはず.そこも描かれていない.
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3)開始41分.クラリスと老婦人がモンターグに目をつけますが,その理由が示されていない.
消防士という敵側の人間を引き込む危険性を考えるなら多少なりとも躊躇があるはず.そのやりとりが全く描かれていない.
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4)開始1時間10分.リンダ(ジュリー・クリスティ)の友人達に小説を読み聞かせる場面.
読み聞かせは老婦人の件が原因で衝動的にやっちゃったことなのですが,後に続くための必要なシーンとはいえモンターグらしくない,という印象です.


後半の「本の人々」が住む国の描き方は秀逸.前半の無彩色な印象をひっくり返すようにグッときますね.

ただ,フェビアン(アントン・ディフリング)は要所ゝに出てくるのだけど,本編への絡みが少なかった.何かをやらせるために出したのだろう,ということは分かるけれど.なんだろうね.

もしかして,今回,相当にカットされたバージョンをテレビで見せられたのかな.

1966年制作.
フランソワ・トリュフォー監督.
レイ・ブラッドベリ原作.

図書館戦争 6話 図書隊ハ発砲セズ

北京オリンピック開会式をいまさら視聴してみた

愛国歌「歌唱祖国」を唄う少女が口パクとか,足跡の花火がCGといった話は既に知っていましたが,それでも映像としてののレベルは高いですね.映画監督張芸謀(チャン・イーモウ)のプロデュースは正解だったな.
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全体をとおしてアジアらしい「集団」による美が描かれています.欧米の「個」重視な連中からは,こういうのは出てこない.
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日本の一部のマスコミは,国旗を運ぶ子供達が漢民族だといって批判していたが何が問題なんだろ?
ナレーションは「国旗を運んでいるのは,中国にある56の民族の様々な衣装を身につけた子供達です.」と入っていた.「民族の衣装」を身につけた「子供達」なのだから子供が各民族の出身者である必要はない.衣装が民族衣装であればいいのだ.それこそ中の人が他の国の子供だって構わない.これはショーなのだから「(民族の子供を)演じればいい」のですよ.
それを批判する日本のテレビ局にこそ,番組(ドラマとか)で本当にその国の出身者を呼んで作っているのか?と問いたいね.実際はそこらへんの白人や黒人のタレントに演じさせてるだけだろ?とね.
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足跡の花火は,GIGAZINEでの指摘どおりちょっとだけ「LIVE」表示が消えますね.おそらく北京市内を歩く最初の部分は「LIVE」を消し忘れたのでしょう.天安門広場を過ぎたあたりまで来て「LIVE」が消えていました.
その後のアトラクションで「鳥の巣」の周囲で花火が上がるたびに画面右上の「LIVE」が消えないか無意識にチェックしていた自分に苦笑いでしたが.
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紙をテーマにした中で巻物の上でダンスをしていくと水墨画ができてしまう.これはあまり報道されなかったけど,個人的には結構インパクトがあった.
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1日18時間労働という強烈なサービス残業のせいで撮り溜めてしまった録画を少しずつ視聴(消化)しています.最近,8月録画分の視聴を開始しました.それで,8/8に放送された北京オリンピック開会式を今頃視聴しています.

最近は1日14時間労働になったので少し楽になりましたね.それでも昼休みが無いのは相変わらずなので,1日一食(夜のみ)の生活は変わらず.コンピュータ関係で頭使うだけだから,昼間は血糖値を引き上げるためジュースばかり飲んでいます.なぜか血糖値が下がると体がだるくて眠くなるんですよね.

今現在,ハイブリ2台で3か月分,計295時間の未視聴が残っている.ちょっとでも消化したいので1週間くらい休めないかなあ.

# そういえば「お盆休み」まだ取ってなかったや.

北京オリンピック開会式の花火による「巨人の足跡」は本当にCGだったのかどうかを検証してみた - GIGAZINE

NHK トップランナー -TOP RUNNER- 6/2放送 声優:平野綾

トークの際にしきりに「瞬き」をしていたのが印象に残りました.多方面で活躍している人だし,この程度のトーク番組で緊張するなんてこともない筈.おそらくは「かわいく魅せるため」と思いますが,ええ,確かにかわいく見えましたとも.
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最後に箭内道彦が「声優以外の活動に対して興味というか,これからどうしていこう,というのはありますか?」という質問で
「テレビに出ているから『声優 平野綾』じゃなくなる,ていうことは絶対したくないな,と思っていて,テレビに出る時でも『声優です』ってちゃんと言えるように.そういう出演の仕方をしていかなきゃいけない,と思っていて.」や「やっぱり『お芝居』がしたくて,最初,この世界に入ってきて,で,今,本当にそのお仕事に繋がって.ほんとに満足して,充実した毎日を送っているので,それを実現させてくれた『声優』というお仕事は,本当に大事です.」というコメントを引き出しました.
これは,写真集や歌などの声優以外の活動を始めた頃からネットで発生した「アンチな方々」に対するメッセージですね.他の声優だって同じことやってるし,商業ベースの活動なんだから目立たなきゃ売れないわけです.でも,目立つものなら何でも叩く迷惑な連中も湧いてくる...なんというか,ムラ社会に根付く卑しい日本人らしさ漂う風景ですね.


「二十面相の娘」のチコ役について,平野綾本人も「演じていて,重なるというか,すごく自分のことのように思える」と言っていましたが,確かにわたしも1話を観た時,上手く役にハマっていると思いました.その反面,「絶対可憐チルドレン」の明石薫役は微妙にキャラのイメージと違いましたが(最近慣れましたけど).


出演作として「涼宮ハルヒの憂鬱(涼宮ハルヒ)」,「NANA(芹澤レイラ) 」,「らき☆すた(泉こなた) 」,「DEATH NOTE(弥海砂)」が紹介され,絶賛放送中の「絶対可憐チルドレン」がスルーされたことがネタバレ注意 :週刊少年サンデー08/28: 完成原稿速報・ブログ版にてふれられています.

このスルーについては,番組制作側として妥当な判断だったと思うのですよ.「トップランナー」という番組は各界で活躍している人をピックアップして紹介する番組で,主な視聴層は「一般人」です.そういう人たちにとって声優は馴染みのない職業と言っていいでしょう(アニメや映画の吹き替えが誰なんて普通は気にしません).
だから「一般人」でも知っている作品を列挙して,「この作品に出ている人なのか」と一般視聴者が持っている知識にリンクを張ることで,視聴者が出演者(平野綾)に興味を持つよう仕向けます.
例に挙げられた作品は,ブームがニュースとして取り上げられ,地域振興でニュースになったり,ドラマ化,映画化なんかで一般人でもタイトルくらいは聞いたことがある作品です.じゃあ,「二十面相の娘」はなぜ取り上げられたか?と言われそうですが,これは後で江戸川乱歩「怪人二十面相」の朗読させるための前フリでしょう.

これが逸般人向け番組として作られていたら「絶対可憐チルドレン」も紹介されていたでしょうね.

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個人的な話ですが,役作りの話の中で「ガラスの仮面」が出てきてドキッとしましたね.ちょうど読み返してる最中だったので(そろそろ43巻出してほしいぞ).

NHK ザ☆ネットスター! 6月号 星形の気持ちの巻

「第1回演奏してみた祭り」と題して事務員Gが出演.天の声(cv.柚木涼香)に遊ばれる事務員G.

「はい,はい,はーい.ところで事務員Gさん.ナマはお好きですか?」
「!?」
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「早く答えて! ナマは好き?」
「...好きです.」
(会場爆笑)
「では,折角ですから,事務員Gさんに「ナマ」演奏してもらっちゃいましょうか.」
「あっ!それは違うよ!」と言いつつもナマ演奏する事務員G.演奏のレベル高え.
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この展開,実にNHKらしくない(褒めてます).

喜屋武ちあきが芸を披露する人たちを「才能の無駄遣い」と評していたが,この番組自体も「NHKの才能の無駄遣い」と言っていいかもしれない.
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セレクたんDXベータⅢではゲストの野中藍がセレクたんを台座ごと回そうとしていた.こういうこと素でやられるとマジで萌えるな.野中藍,天然のオヤジキラーだ.
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「嵐を呼ぶ男(マシン)」男と書いて「マシン」と読ませるNHKのセンスに脱帽だ(歳はいくつだ).「Yellow Drum Machine」はなんともいえないリズムが妙にイイ.やはり,シッポがポイントだな.
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「電気を大切にね」は究極のマシン「そっとしておいてBOX」 : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン),ガジェット情報満載ブログで見掛けたもの.ちょうど収録時期の頃に話題になっていた,ということで採用されたのかも.
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「技術者のPure Heart」は興味深かったですね.工業大学生がロボットを卒業制作で作っていく過程の記録なんですが,普通の人は完成品のロボットしか見ないので,普段「人がロボットを作っている」ところを意識する機会が無いのですよ.それだけに貴重な記録を見ることができました.ただ,完成したメイドロボと白衣の学生を見て真っ先に「絶対可憐チルドレン」の九具津隆を思い出しましたね.コミック4巻の「1/1スケールMG(マスターグレード)モガちゃん」もメイド仕様だったし.
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「ずっとあずまんのターン」は「ケータイ派とパソコン派の壁」と題し,両者の間にある「超えられない壁」を浮き彫りにしたケータイ小説「恋空」を取り上げた.
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そういえば,会社で昼休みに生命保険の外務員がアンケートと称して保険の契約状況や個人情報の収集を行っていますが,最近受けたアンケートでも,携帯番号の他に携帯のメールアドレスを記入する欄がありました.世の中はケータイ派が主流になってきた,ということなのでしょう.でも,わたしは「パソコン派」なので携帯のメールアカウントは持っていていてもほとんど使いません.なので,「あ~,携帯のメールは使ってないんですよ.」と素直に白状してアンケートにアドレスを記入しませんでした.

もっとも,ケータイのメールアドレスがアニメキャラ(女性名)なので,教える相手を選んでしまうのが問題なのですけどね.

そのアンケートの話には続きがあって,生命保険の外務員とヲタクはことごとく話題が合わないのが面白い.ここ1ヶ月の攻防戦はこんな感じ(日本生命と第一生命).
「セ・パ交流戦の1位を当てるクイズに参加しませんか?」
→「野球に興味ありません.どっちかといえば嫌いな方です.」
「じゃ,Jリーグは?」
→「サッカー,バレー,卓球,オリンピックなんかも(延長があるので)嫌いですね.」
「クイズで当選するとディズニーランドのチケットが当たるんですよ.」
→「興味ないし,誰と行くんだよ?」
挙句に若いねーちゃんの外務員を持ってきますが,二次元に突き抜けちゃった人には効果がない.
決めゼリフは「死んでも保険金を受け取る人いないから死亡保険いらね.」とか.

まさに難攻不落.

なんか話題がそれましたが,本題に戻って.
わたしはケータイ小説は読んだことありませんが,画面に映った範囲で判断すれば「別にいいんじゃないか?」という印象です.確かに伊吹風子の絵柄でアニメ化したら観るかもしれませんし.
一部のネットの住人の評価で「小説でない」と言われていますが,内容的には「ラノベのもっと軽いヤツ」程度なのではないでしょうか?番組中の東浩紀の言うとおり,ネットというのは「何でもあり,何でも受け入れてくれる」場所なので,ケータイ小説を表面的な印象だけで否定する理由はありません.実際に読んでみてダメだったら,それは感想として言っていいけど.

最後に今月のネットスターとして事務員Gが選ばれ,野中藍から木彫りのヒトデを贈られた.あからさまに落胆する東浩紀に事務員Gが気を使って木彫りのヒトデを差し出すが,東浩紀は一言「いいよ.」といって返す. 実感のこもった「いいよ.」がとても重かった.
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次回,7月号は7/4 24:00(7/5 0:00).

絶望した!トンデモ請願しか出せない民主党に絶望した!

5/22のGIGAZINEの記事でこの件を知り,しばらく様子を見ていました.
円より子議員が参議院議員円より子Blogを閉鎖して逃げました.以前から国会では民主党は与党に対し「説明責任」を求める構図が出来ていましたが,今回のトンデモ請願に対して国民が民主党議員に説明責任を求めた途端にトンズラするのですか.民主党の「副代表」のくせに恥ずかしくないのかね.

よく民主党は「いい人材に恵まれない」と言われているけど,副代表がこれではねえ.2007年の選挙の際は「穴に入れるのならゴルフよりも女の方がいい」という横峯良郎(横峯パパ)を担ぎ出した時点で「民主党はもうダメだ」とか思いましたけど,タレント議員だけでなく,普通の議員も質が悪いのかも.その普通の議員では「ぶってぶって姫」の姫井由美子や細野豪志とかが有名ですが,既にケジメがついている話なので,ここではふれません.

ネット上の祭りも目をとおしているけど「科学的な根拠の無いトンデモ請願を出した理由」を問うているだけですね.だから円より子が自身のブログで自らの主張を展開して応酬してもよかったのです.ブログは堅苦しいのでちょっと...というなら,2ちゃんねるで「円より子様だけど質問ある?」というスレを立てて降臨してもいい.

主義主張の異なる者がこの世にいるのは仕方ないこと,だから徹底的に話し合う.その結果,互いに納得できれば一番いい.それが民主主義.今回,ネット上で話し合う機会を設けていれば,ネットの住人も「民主党は俺達の声を聞いてくれる良い政党だ.今度の選挙で民主党に一票を投じてみよう」という方向に持っていけた可能性もありました.一方的な情報を流すテレビと違って,ネットの「双方向」を生かす良い機会だったのですけどね.とはいえ,実際にそんなことをすれば,鋭いネットの住人が参加してくるでしょうから,議員といえども容赦無い扱いを受けるのは必至です.でも,それを説き伏せることが出来なかったら「その人は議員には向いてない」というだけのこと.たいした問題ではありません.

とりあえず「たかじんのそこまで言って委員会(注意:音が鳴ります)」に円より子を呼び出してもらえないかな.心細いなら隣に原口一博を座らせてやってもいいし.

実は「美少女ゲーム・アニメをする人は心を破壊され、人間性を失っているので規制すべき」と主張するトンデモ請願が参議院に - GIGAZINEはよく纏められていて,記事中で議員に献金したり,得票に繋がる支持者とのつながりにふれているのですね.記事中のWikipediaへのリンク円より子から辿っていくと,ジュベネイル・ガイドカスパルが見えてきて,この請願が今回に始まったものでないことも判ります.

結局,民主党は「国民のために働くつもりなんて無い!金(献金)くれるヤツのために働く」ということなのですね.わかります.土建屋に税金を落として,献金の形で上前をはねるのが自民党なら,反ヲタク団体から献金もらうために働くのが民主党.

結論として「国民のために働かず,献金集めに走る議員は,人間性を失っているので規制すべき」と言いたい.

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アニメ規制の話にふれておくと,深夜アニメ「ひぐらしのなく頃に」が2007年に放送中止となりました.その理由が「残虐な殺人事件を子供達が解決していくストーリーが問題」というものだったのですが,似たような筋立てで「名探偵コナン」がゴールデンタイムに放送されており,こちらは何の規制も無く放送され続けています.この番組は多くの子供が視聴しており,子供達に相当な影響を与えていると考えられます.そこには「名探偵コナンは儲かるから規制しない」という大人の事情が見え隠れします.

他にゴールデンタイムに放送されるドラマで殺人シーンや過激な性描写があっても,それらが規制される可能性は全くありません.多くの子供が視聴しているはずですが,これらのドラマが槍玉に挙げられないのはなぜでしょうか?
そこから見えてくるのは「子供に悪影響を与えるから規制」するというのは建前で,議員やメディアにとって「儲かれば何をやってもいい」という一貫した姿勢です.だから,儲からない業種=献金が貰えないし,官僚も天下りできない.だったら,そんなもの(今回は美少女ゲーム・アニメ)を規制で消しても気にならない,という発想にも繋がります.
今回の件は,支援者からの献金や得票のために「美少女ゲーム・アニメ」が売り渡されたようなもの.議員は,支援者からの見返りと引き換えに次々に獲物を見つけては規制していくのでしょうね.それが最終的に「メディア良化法(出典:図書館戦争)」のような形で結実したとしても「儲かるものは規制しない」というダブルスタンダードだけは依然として残していくのでしょう.

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NHK サラリーマンNEO SEASON 3-6

「喫茶80's」は,観ているこっちもノリノリで一緒に手を叩いちゃいますね.曲はプライベートアイズ(ホール&オーツ)をチョイス.画面内のスーツ姿のサラリーマン達もカッコよく見える.前回(SEASON3-1)のスリラー(マイケル・ジャクソン)は定番ネタで今一な印象でしたが,今回のは抜群に良かった.一緒に手を叩くと自分も喫茶80'sにいる気分になってしまう.今後もそんな気分にしてくれる曲を選んでくれるといいなあ.
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「厚姫」第1回「姫の奇襲」はどうなんだろ.笑い,というより「ムッ」とした感情だけが残った.佐賀和子(中越典子)が真面目でひたすら被害者になってたからな.なんか佐賀和子に同情して観てたんですよね.被害者を生瀬勝久が演じると笑いに持っていけそうな気がしました.
このシリーズは,普通のサラリーマンが出来ないようなことを姫島厚美(堀内敬子)にやらせる,という方向でもいいかもしれません.例えば,朝,会社で多くの社員がエレベータ待ちをしている中,厚姫が「空いてるから」といって役員用のエレベータにずかずか乗り込むとか.その上,乗り合わせた役員に向かって厚姫が「私が働いてるから,あんたは高い給料貰えるのよ」とまで言う.そういう厚姫でなければ出来ないシーンが観たいですね.
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テレビ東京 5/19のワールドビジネスサテライトでピーエーワークスが紹介されました

「人材の定着 カギは地方に」と題して,地方で有能な人材を自社に引き止める企業2社サイボウズP.A.WORKSを紹介.黙って見てりゃ良かったのに,わたしは家族と見ていて大失敗しました.

最初にサイボウズが紹介された時点で,わたしもIT業界に勤めてますから,「サイボウズは優秀だからなー.わたしと違って,みんな賢そうだ」とか言ってました.それだけで済めばよかったのですが,続けて「true tearsが(舞台となった)富山で人気」と紹介されたから大変です.「2008年1Qで一番良かった作品だから」に始まり,地元の富山で放送されるに至った顛末まで饒舌に家族に語って聞かせました.「はっ!」と我に返った時点で既に手遅れ.両親の「こんなところで(オタだってこと)カミングアウトしないでよ.」という痛いほどの沈黙.

両親,固まってましたよ.

湯浅比呂美みたいに「言っちゃった...」なんて,かわいく言っても救われません.

この一件で,わたしはある意味突き抜けたわけで,気が楽になったのですが.自分の子供がオタクだと知らされた親って,かなり不憫.

この番組に関しては「アニメがあまり放送されない田舎には住みたくないな」という感想を持ちましたね.24時間営業のコンビニや,深夜もやってるスーパーがある場所に住みたいよなあ.そういう点では東名阪地域が住みやすいのではないかと思う.

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