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2023年7月の1件の記事

ケーブルインターネットから光回線に移行しました

クローバーTVのケーブルインターネットでダウンストリーム側の通信品質が下がってしまったので、修理工事するくらいならと光回線(クローバーTVのひかりエコノミーコース 100Mbps)に移行しました。

光回線の工事が混んでいるようで工事日程が決まるまで1ヶ月ほど待ちましたが、それ以外は特に問題もなく回線が開通しました。

開通後に何度かスピードテストを実行したところ、上り、下りとも95Mbps前後を維持しています。
わたしの場合、普段のインターネット利用で回線負荷が一番高いのがフルHD画質でのYouTube視聴です。それも20Mbpsあれば十分に視聴できますので、100Mbpsのインターネット回線があれば当面は不満なく使えると判断しました。


光回線開通までの経過は以下のとおり。

5/20(土)回線速度が遅くなっていることに気づいてサポートに問い合わせ
時間帯に関係なくYouTubeの再生がカクカクするのが気になり、スピードテストをすると15Mbpsしか出ません。
過去のスピードテストの履歴を確認すると3月下旬から通信速度の低下が起きていたようです。
回線はケーブルインターネットで、クローバーTVの旧エコノミーコース契約(25Mbps)です。
クローバーTVのサポートに「知らぬ間に旧エコノミーコースからチャレンジコース(15Mbps)にコース変更された?」か問い合わせました。


5/22(月)保守員による回線調査を依頼

サポートデスクより回答が来ました。コース変更はしていないし、センター側の設備で点検しましたが信号レベルに問題はないとのこと。
原因調査のため保守員の訪問点検を申し込みました。

5/24(水)保守員が自宅のケーブル回線を調査
保守員が来宅し、持参したPCをモデムに直結してダウンロード速度を調査しました。モデム直結なのに15Mbpsしか出ません。
モデムを住友電工 BCW625JからBN-MUX BCW620J に交換しましたが速度は変わらず。同時にセンター側でも調査しましたが信号レベルは正常とのこと。
近所で速度低下が起きていないことから、外壁の保安器か引込み線の同軸ケーブルが劣化していると推測されます(ケーブルインターネットは2012年7月開通)。
現在、テレビ(地上波再送信)、固定電話(ケーブルプラス電話)、インターネットをケーブルテレビ会社に依存しています。
回線劣化が進んで断線したら面倒なので、テレビと電話が正常に使えているうちに対策を打ちたいところです。

今から同軸ケーブルを引き直すのもアレなので、その場で光回線への移行を保守員に打診。保守員も同じ見解でしたので営業担当者へ引き継いでもらいました。
光回線に移行するまでの暫定対策として、料金そのままでケーブルインターネットをベーシックコース(100Mbps)に変更。それでもダウンロード速度はモデム直結で30Mbpsにしか改善しませんでした。
モデムのUSランプ(アップストリーム)は緑色から(100Mbps接続を示す)青色点灯するように変わりましたが、DSランプ(ダウンストリーム)は100Mbps接続に失敗したようで緑色点灯のままでした。やはりダウンストリームの通信品質が悪いです。
暫定対策でも十分な速度が出ているので、ケーブル回線品質悪化の原因調査は打ち切りになりました。

5/29(月)ケーブルプラス電話の書類受領
ケーブルプラス電話の回線変更に伴う書類が郵送されてきました。ケーブルから光回線への同番移行工事でも契約している迷惑電話自動ブロックの設定が初期化されてしまうとの通知でした。


7/6(木)光回線への転換工事

16時から工事開始。1時間半ほどで工事完了。
高所作業車で電柱の光クロージャーからドロップ光ケーブルを引いてくる作業と並行して、電柱から引いているCATVの同軸ケーブルを撤去。
外壁の保安器をV-ONUに交換。室内のケーブルモデムをD-ONU(古河電気工業 FITEL wave AG21 F-NTB-GTX)、HGW(NEC AtermBL501VA PA-BL501VA)に交換。
エアコンダクトで引き込んでいる撤去予定の同軸ケーブルにドロップ光ケーブルをくっつけて、同軸ケーブルを室内に引っ張り込むことでドロップ光ケーブルの引き込みも完了しました。
このときに光ファイバーの融着接続作業も初めて見ました。保守員が首から提げた融着接続機にアルコールで拭いた心線をセットして、蓋したらすぐ完了という感じです。

ケーブルの契約コースは、同内容のひかり対応コースに変更となりました。

・ケーブルテレビのシンプルコース(地上波再送信)→ひかりシンプルコース(地上波・BS再送信)
・ケーブルインターネットの旧エコノミーコース(25Mbps)→ひかりエコノミーコース(100Mbps)
・ケーブルプラス電話(HFC)→ひかりケーブルプラス電話(FTTH)

インターネット接続の「ひかりエコノミーコース(月額3,850円)」は、ケーブルインターネットの旧エコノミーコースからの移行用メニューらしく、クローバーTVのホームページにも概要が載っていません(契約約款に新規受付廃止と記載)。価格的にもひかりベーシックコース(1Gbps、4,400円)とひかりチャレンジコース(30Mbps、3,080円)の中間なので妥当な速度でしょう。

#関係ないけど最近の@niftyは10Gbpsの光回線を推していますが、一般家庭でその速度を何に使うんだろ?
#数年前なら企業が使うような回線速度だし。料金も高い。

工事の際に保守員から「ひかりシンプルコース(テレビ)ならBSが含まれているので(自前設置の衛星アンテナから)切り替えたらどうか」との提案を受けましたが、クローバーTVはBS・CSのメンテナンスを平日深夜帯に行うことから断念しました。自前設置のアンテナでは雪や大雨でドロップしやすく魅力的な提案ではあったのですが、現在でも平日深夜に地上波再送信のメンテナンスで電波が途切れてしまうので、深夜アニメ録画組としては困っています。
本当は月曜早朝の停波する時間帯に合わせてCATV会社もメンテナンスしてほしいですけどね。
なお、工事の際に(自前設置のアンテナを使うので)BS再送信を断ったことから、BSの電波は止められています。テレビには地上波再送信の電波しか来ていません。

工事後にケーブルプラス電話の設定をMy auからチェックしたところ、事前に通知されたとおり設定内容と通話履歴が初期化されていました。

ケーブルインターネットはグローバルIPアドレスでしたが、ひかりインターネットはプライベートIPアドレスに変更となりました。使用しているWi-Fiルーターには100.66.0.0/16のアドレスが配布されています(キャリアグレードNAT)。Wi-Fiルーターが外からつつかれなくなり、サイバー攻撃に対する安全性が向上します。
実際に使用しているWi-Fiルーター WSR-1800AX4Sの[セキュリティ]>[ファイアウォール]>[ファイアウォール設定 - IPv4]>[Internet側からのPINGに応答しない(デフォルトでオン)]は、グローバルIPアドレスの頃はカウントが上がっていましたが、プライベートIPアドレスに移行後はずっと0のままです。


7/10(月)
クローバーTVの契約者向けマイページで契約内容を参照しました。
テレビ、電話、インターネットの契約は、7月末まではケーブルの料金で8月から「ひかり契約」の課金開始になります。
トリプル割も継続適用で、ひかりエコノミーコースの支払額は税込2,970円/月になります。
工事費の請求はありませんでした。

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