エプソンのインクジェットプリンタ用インクカートリッジ仕様変更
半導体不足による影響で仕様変更になったインクカートリッジ(ICBK61A1)を購入しました。値段は旧型(ICBK61)と変わりません。
カートリッジ本体が半透明ぽい樹脂に変更されました。
メーカーのwebサイトでは動作上の問題はないと言われています。
購入したインクカートリッジには仕様変更内容が記載されたメモが同梱されていて、メーカーwebサイトの説明より詳しい内容が書かれていました。
割と気になった仕様変更部分を以下に引用します。
・本インクカートリッジの初期装着時はインク残量が満充填状態で表示されません。印刷品質や印刷可能罪数に変更はなく、問題なくお使いいただけますので安心してご利用ください。
・インク残量が少なくなったときに「インクが少なくなりました」のメッセージが表示されません。
・インク残量が限界値に達して使用できなくなった場合は、「インクカートリッジを正しく認識できません」のメッセージが表示され、動作が止まります。新しいインクカートリッジに交換してお使いください。
・使用済みインクカートリッジ内に残るインクの量が従来品より多くなることがありますが、印刷可能枚数は変更ありません。
・インク残量が限界値に達するまでは、従来通りステータスモニターやプリンターの画面でインク残量が確認できます。
メモを読んでみた限りではプリンターを使っていると、いきなりインク切れでエラーになる感じですね。
仕様変更版はインク残量が少なくなったときの処理をカートリッジから省いています。その省かれてしまったインク残量限界の通知処理の代わりとして、プリンター本体が持っている互換インクを弾くチェック処理を利用してプリンターを動作停止させることにしたと想像します(インク残量が限界値になったら、インクカートリッジが不審な互換インクのふりをしてプリンターを動作停止させるのではないか)。
残量が少なくなったときの処理はプリンター側に実装した方がカートリッジの製造原価を下げられそうな気がするのですけどね。互換インクに嫌がらせするため純正カートリッジにコストかけ過ぎなんですよ。
↓新(ICBK61A1)旧(ICBK61)のカートリッジ外観の比較