イベントID 4101「ディスプレイ ドライバー nvlddmkm が応答を停止しましたが、正常に回復しました。」が夜間モードオフで解消したらしい
Windows 10 v.1909、GeForce Game Ready Driver v.445.87の環境で、いきなり画面が固まって、回復する障害が頻発します。
障害時にイベントログにID:4101「ディスプレイ ドライバー nvlddmkm が応答を停止しましたが、正常に回復しました。」が記録されます。
夜間にPCを使っていると、障害からの回復時に夜間モード(画面が黄色っぽくなる機能)が解除されます。ディスプレイドライバと夜間モードの相性が悪いのか?と思い、試しにWindows 10の夜間モードをオフにしたところ、この障害が解消しました。もう連続10日以上、障害は発生していません(夜間モードは[設定]>[システム]>[ディスプレイ]>[色]で設定できます)。
今まで、ディスプレイドライバのクリーンインストール、Windows 10のクリーンインストール、Driver Fusionによるドライバ完全削除からのディスプレイドライバ再インストール、(ネットでググると出てくる)ディスプレイドライバの設定変更等、試行してきましたが効果がなく、画面が固まっていました。
ネットでググると出てくるディスプレイドライバの設定変更は以下のとおり。
- NVIDIAコントロールパネル>3D設定>PhysX構成の設定>「PhysXプロセッサを構成してください」で「GeForce GT 710」を選択する。
- NVIDIAコントロールパネル>3D設定>3D設定の管理>グローバル設定>「電源管理モード」を「パフォーマンス最大化を優先」に変更。
- Windowsのコントロールパネル>すべてのコントロールパネル項目>電源オプション>「電源プランの選択」で「高パフォーマンス」を選択。
- Google Chrome>設定>詳細設定>システム>「ハードウェアアクセラレーションが使用可能な場合は使用する」をオフにする。
- レジストリエディタでHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\GraphicsDriversにTdrDelayを追加し、値に8を設定。
もうPC自体を買い替えて、固まるNVIDIAより安定したIntel HD Graphics(内蔵GPU)に移行した方がいいんじゃないかと思っていましたが、これで安定するなら数年は今のPCを使えそうです。
追記:検証のため夜間モードを再度オンにしてみたが、数日経っても画面が固まる障害が起きない。障害が起きないのは良いことだが、何が障害の原因なのか分からなくなってしまった。 と思ったら、夜間モードオンだとイベントID:4101の障害が再発する。やはり、夜間モードはオフにする運用に戻した。
PCの構成は以下のとおり。
CPU | Intel Core 2 Quad Q9550s Box(LGA775, FSB 1333MHz, L2 6MB×2) |
BAREBONE | Shuttle SP45H7 (Intel P45 + ICH10) |
MEM | PQI PC2-6400(DDR2-800) 2GB ×4 |
Video | MSI GT 710 1GD3H LP |
SSD | SanDisk SDSSDA240G 240GB |
HDD | Western Digital WD WD20EZRX-00DC0B0 2TB |
Western Digital WD Caviar SE16 WD5000AAKS-00TMA0 500GB | |
KB | Logicool Illuminated Keyboard CZ-900 |
MOUSE | Logicool G400s Optical Gaming Mouse |
USB増設カード | PCI-U2/D PCIバス用 USB2.0増設ボード 5ポート |
LCD | 三菱電機 Diamondcrysta WIDE RDT231WLM(BK) |
三菱電機 Diamondcrysta WIDE RDT233WLX(BK) | |
MONITOR ARM | サンコー 8軸式スウィベルデュアルモニタアーム MARMGUS21W |
SPEAKER | Logicool Multimedia Speakers Z150BK |