MSI マザーボード付属のユーティリティのせいでPCの起動が遅い(解消しました)
MSI B150M BAZOOKA + Core i5 6500を購入しました。
しかし、Windows7の起動が遅い。
正確にはオートログオンしてデスクトップが表示されてから1分20秒の間、ネットワークにつながらないし、スタートアップに登録されたアプリケーションも起動してこない。それなのにCPU利用率は0~1%のまま利用者は待たされる。
1分20秒後、ネットワーク接続が確立すると同時に多数のプロセスが起動してCPU利用率が跳ね上がる。
この起動待ちの間にタスクマネージャでサービスを見ると「MSI ActiveX Service」が起動中だった。こいつの起動中はネットワーク接続が止められ、スタートアップのアプリケーションや一部のサービスまで起動待ちになる模様(かなり迷惑)。
試しにこのサービスを無効にするとPCはサクサク起動する。ただし、MSI ActiveX Serviceに依存している「USB Speed Up」が利用不可になったのでアンインストールした。アンインストールしたらMSI ActiveX Serviceも消えていた。
MSI ActiveX Serviceが消えても「Live Update 6」、「Command Center」と「Super Charger」は稼働している。これらは各々でサービスとして稼働しているのでMSI ActiveX Serviceとは関係なかった。
なお、Super ChargerはJUSB1にiPad mini 2を接続するとSuper Chargerのロゴが1秒間ほど表示されるだけで充電をオン、オフするボタンの画面が表示されない。iTunesの同期はできている。手動でSuper Chargerを起動しても「Super Chargerは既に起動しています。」というメッセージが表示されるだけで充電できない。
本件はMSIのサポートに「(機械翻訳で英語に翻訳して)JUSB1で充電できない。充電オンオフのボタンが表示されない」と問い合わせた。 サポートから「マザーボード上の他のUSB端子で充電できるか?」と問い合わせが来た。こちらからサポートに「充電できない」と回答した(リアパネルのUSB、JUSB2、JUSB3もダメだ)。それでもサポートからは「このマザーはSuper Chargerをサポートしています。iPad充電できないかな」という回答が来た。
MSIフォーラム(英語)でも同様のやりとりは何件か見つかるが、どれも解決しておらず、わたしも面倒になってきたので解決は諦めた。
他に搭載メモリが多いせいでMonster X-i が正常に動作しない問題も起きたが、これはSKNETのFAQに記載されているようにmsconfigで最大使用メモリを8GBに制限することで解消している。MSI RAMDiskを8GB確保して最大メモリを制限したのと同様の効果を得ました。
10年前のパーツも混在したPCの構成は以下のとおり。
CPU | Intel Core i5 6500 BOX(Skylake)3.2GHz LGA1151 |
MB | MSI B150M BAZOOKA MS-7982 |
MEM | Crucial CT2K8G4DFD8213 DDR4 PC4-17000 8GB×2 |
SSD | Crucial M500 CT120M500SSD1.PK01 120GB |
Crucial m4 CT064M4SSD2 64GB | |
HDD | Western Digital WD Caviar Green WD10EADS-00M2B0 1TB |
Western Digital WD Caviar Green WD20EARS-00MVWB0 2TB | |
Western Digital WD Caviar SE16 WD5000AAKS-00TMA0 500GB×3 | |
DVD | PIONEER DVR-S16J-BK |
Case | SOLDAM WiNDy ALTIUM SUPER X S-Silver/E (V-Edition) |
VGA/PCI ダイレクトクーリングダクトAssy. | |
PSU | EVER GREEN SilentKing-5 LW-6450H-5 |
KB | SOLDAM Windy VANGUARD V101 |
MOUSE | Microsoft Comfort Mouse 6000 S7J-00006 |
LCD | NEC MultiSync LCD2690WUXi |
Capture Card | SKNET Monster X-i SK-MHVXI |
I/F Card | AREA JET Mini SD-PESA3-2L SATAIII×2増設 |
Windowsエクスペリエンスインデックスの基本スコアは6.9。
数年前のCore 2 Quad Q9550s搭載機と比べて劇的なインデックスの向上はなかった(x264エンコードの時間が半分に短縮したから、もっと良い数字になると思っていた)。
プロセッサ | 7.6 |
メモリ(RAM) | 7.9 |
グラフィックス | 6.9 |
ゲーム用グラフィックス | 6.9 |
プライマリハードディスク | 7.9 |