EPSON Colorio インクジェット複合機 PX-503Aを送付修理サービス(デリバリーサービス)で修理しました
修理依頼して5日後に返ってきました.修理代は7,560円+修理センターへの送料1,304円の計8,864円.
以前から青色が緑色に印刷される不都合(EPSON Colorio インクジェット複合機 PX-503A でシアン(ICC62)が緑色に変色する問題)が発生しており,その修理をエプソンサービスの送付修理サービス(デリバリーサービス)に依頼.経過は以下のとおり.
2014.04.28(月) 修理センターにPX-503Aを発送
ケーブル等の付属品は外して発送するよう指示されているので,本体のみを製品出荷時のダンボール箱で梱包.
修理依頼票(PDF)に混色した印字サンプルを添えて,ヤマト運輸(持ち込み1,304円)で隣県のエプソンサービス松本修理センター(長野県松本市)に発送.発送後に使用済みインクカートリッジ3本を同梱し忘れたことに気付いた(エプソンサービスは修理時にカートリッジの回収を行っている).
2014.04.29(火)
祝日(昭和の日)のため,プリンタはヤマト運輸松本物流システム支店で保管中.
2014.04.30(水) 修理センターから確認の電話
10:25 ヤマト運輸より8:34に配達完了とのメールを受信(お届け完了eメール).
15:47 松本修理センターより電話.故障内容を確認したことと,修理代の見積もりが7,560円であることを告げられた.それをユーザが承諾すると修理を開始する.送付した修理依頼票で「見積もり不要」を選択していたのだが,この選択肢は「ユーザの承諾なく修理を初めていいよ」という意思表示ではなく,「書面での見積書を希望するか否か」ということかもしれない.わたしは前者の解釈でいたので,電話が掛かってくるとは思っていなかった.
修理代は修理対象機種・料金一覧|修理サービス|サポート|エプソン(税別価格)に書かれている価格(定額)なので,実費請求の発生しないユーザであれば承諾なしで修理を始めてくれる方が良いと思う.その場合,修理完了品を代引きで送り返して「修理代が高すぎる」とユーザに受け取り拒否されたらエプソンサービスとしてもたまらないので,承諾を取ってから修理を始めるのもやむを得ないということか.だったら修理フローに電話でユーザの承諾を得ます,と書いておいて欲しいな.
電話を切った後,エプソンサービスの修理状況照会サービスを連打するが「現在の修理状況」が「見積もり等お問い合わせ中です。」からなかなか変化しない.電話で修理依頼した筈なのに「お問い合わせ中」のまま放置されるとやきもきする.
2014.05.01(木) 修理開始
朝8時半に「現在の修理状況」をチェックする.前日と同じ「見積もり等お問い合わせ中です。」のままだった.9時過ぎにあらためてチェックすると「修理中です。」に変わっていた.どうも修理待ちのステータスはないようだ.
↓(参考)この記事だと修理部門の業務開始は朝8時半となっている.
大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」 エプソンサービス修理工場見学記
結局,夜になっても「現在の修理状況」が「修理中です。」のままだった.1日で修理が終わらず何度も「現在の修理状況」をチェックしていると「まだ修理は終わらないのか」とイライラしてくる.
ユーザにwebで問い合わせさせるのも悪くはないが,修理ステータスが変わった時点でMyEPSONのEメールアドレス宛に修理ステータスを送ってくれないかと思う.MyEPSONでエプソンからの情報提供を希望する人に限り,PC向けEメールアドレスに修理ステータスを通知すれば良い(携帯メール不可).エプソンサービスの修理ステータスと,MyEPSONのEメールアドレスを製品型番と製造番号で紐付けすれば自動的にメール送信可能だ.修理依頼書でもエプソンの持っている個人情報をエプソンサービスに引き渡すことを明示しているので法的にも問題ない.
プリンタの修理を依頼している人は,プリンタを使いたくても使えない人でもある.修理状況が逐一通知されれば(プリンタが使えない)イライラも抑えられるのではないか.
2014.05.02(金) 修理センターからPX-503A発送
10時半に「現在の修理状況」が「修理中です。」から「2014年05月02日 出荷済(予定)です。」に変化した.
23時過ぎにクロネコメンバーズのサービスでヤマト運輸より「宅急便お届けのお知らせ」メールが到着.
2014.05.03(土) PX-503Aが代引きで到着
ヤマト運輸の代引きで到着.
修理報告書の処置内容は「(プリントヘッド)の交換・印刷テスト・動作チェック」となっていた.一緒に写真用紙で印刷したサンプル3枚が添えてあった.サンプルには「弊社インクを使用し,お客様のプリンターで印刷しました」と書いてある.以前は新品のインクを装着して返していたそうだが,現在は修理時にエプソンサービスのインクで動作チェックを行い,返却時に顧客のインクに戻す運用のようだ(わたしはいつもインクカートリッジに使用期限と開封日をマジックで書き込んでいるので新品に変わっていないと分かる).
↓添付されていた印刷サンプル.4色顔料機なのに綺麗に印刷されている.普段は文書しか印刷しないので,こんなに高画質だったのか,と正直驚いた.
添付文書「PX-503A/PX-504Aをご使用のお客様へ」に「修理後の輸送環境によりプリントヘッドが乾き,印字がかすれたり,隙間があく場合があります.印刷結果に異常を感じましたらノズルチェックを行い,ノズル状態を確認してください.」と記載してある.目立つように本体にテープで貼り付けてあるということは相当にトラブルが多いのだろう.
早速ノズルチェックを実行する.カラーインク側のラインが4割ほど印刷されていない.数枚文書を印刷して様子を見るが,まだ1割程度のラインが印刷されないまま残っている.やむなくカラー側だけヘッドクリーニングを実行してみる(本体パネルで操作するとブラックのみ,カラーのみを選択してヘッドクリーニングできる).ヘッドクリーニングの効果はあったが,それでもイエローの1ラインだけが印刷されずに残った.
一旦,電源を切って6時間放置する.
あらためてノズルチェックを印刷するがイエローの1ラインが印刷されないままだった.再度,カラーのみヘッドクリーニングを実行したところ,すべてのラインが印刷できるようになった.
修理完了後3ヵ月以内に同一箇所が故障した場合,無料で修理はしてくれるが,正常に印刷できるか否かを確認するために2回のヘッドクリーニングをさせられたのはコスト的にかなり痛いぞ.
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