ロジクール(Logicool) Multimedia Speakers Z150BK 購入しました
NTT-X Storeで2,100円.残念なことに初期不良でしたが新品交換になりました(*1).
音質はPC用スピーカとして価格相当の仕事をしてくれます.人の声が聞き取りやすくなったのが大変ありがたい.これだけでも買った甲斐がありました.
radiko聞くなら十分な音質です.
この価格なので,音楽鑑賞に堪えうる音質を望む人はいないはずだが,ウェーブジェネレータで鳴らしたところ,上は14kHzまで鳴りました(14kHz以上は私の耳が聞こえない).下は定格より下の90~140Hzあたりまで聞こえますが音圧は下がります.
スピーカの振動板は触った感じでプラスチック製の模様.
スピーカ下部の穴はバスレフポートでなく,後面パネルまでトンネルのように貫通している.スピーカ自体は密閉型.
ACアダプタの待機電力の問題を防ぐため,スイッチ付き電源タップに接続しました.液晶ディスプレイやPC本体と連動して電源オンオフする運用になります.
初期不良の内容は「ヘッドホンを接続すると右スピーカの[電源/音量] ノブで音量を調節しても音量が変わらない」というもの.
[電源/音量] ノブは右に回していくと「[電源オフ]→[電源オン,音量最小]→[音量最大]」という働きをするのですが,ノブの状態に関係なく(音量を最小にしたり,電源を切っても),3.5mmミニプラグから入力した音声がヘッドホンからそのまま聞こえる,という症状.
メーカサポートからはパソコンとの接続を再確認し,別の音源を接続しても症状が再現するかテストを求められた.他の音源(iPod)でも同じ症状だったので,製品不良と判断され新品交換となった.(*1)
本製品購入のきっかけは,三菱電機 液晶ディスプレイ Diamondcrysta RDT233WLX内蔵スピーカの音質が悪いため.
とりあえず鳴るという程度のスピーカで,特に人の声は聞き取りにくく,代わりにヘッドホンで聞くこともあったほど.これに耐えかねて外付けスピーカを購入することにしました.
下向きに取り付けられた内蔵スピーカを聞きやすくするため,厚紙で作ったリフレクタを貼り付けていました.こんなものでも聞きやすくなりましたが,元々の音質が良くなるわけでないため,効果は限定的でした.
今回のスピーカ購入で選定条件にしたのは以下の5点.
1.スピーカの高さは155mm以下であること(液晶ディスプレイの下端と机の隙間の高さ制限が155mm).
2.音声は3.5mmミニプラグで入力
3.ステレオ(2ch)限定で2.1chとか余計な低音箱はいらない(置き場所もない)
4.ヘッドホン端子必須
5.価格は2,000~6,000円
PC用外付けスピーカのメーカは,ノートPCやデスクトップPCで液晶ディスプレイが1枚だけと言う環境で使うことを想定していて,それなりの音質のスピーカとなると高さが20センチを超えるものばかり.
マルチモニタのユーザのことを考えていない.わたしの環境では,3枚の液晶ディスプレイ(26インチ1枚,23インチ2枚)をモニタアームで隙間なく並べているので,スピーカを液晶ディスプレイの両側に置くことができない.というか,そもそも液晶ディスプレイが机からはみ出して宙に浮いているので,その両側にスピーカを置くことができない.
選定条件に合うものは他に,サンワサプライ MM-SPL8UBK,オーディオテクニカ AT-SP102BKくらいしかない.PC用スピーカはヘッドホン端子がない製品が多い.みんな夜中にヘッドホン使わないのか?
PC本体は机の下に置いてあるので,PC本体正面パネルのヘッドホン端子は使いたくないのだけど.
(*1)
2014.01.28追記
ロジクール カスタマーリレーションセンターより代替機が到着.
しかし,この代替機も先に買ったものと同じくヘッドホンを接続すると右スピーカの[電源/音量] ノブで音量を調節できない.再度,カスタマーサポートに代替機のシリアルナンバーを添えて問い合わせた.
2014.01.29追記
ロジクール カスタマーリレーションセンターより,Z150BKはヘッドホンの音量調節ができないのは(初期不良でなく)仕様どおりの動作であると回答が来た.音源側(PC)で音量調節して欲しいとのこと.