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Amazonで6,780円で購入．
メインで使っているWindy VANGUARD V101が黒地に白文字の刻印なのだけど，ちょっと部屋が暗くなるだけでキートップの文字が見えなくなってしまう．電気をつければ問題ないけど，それでも気になっていたので，文字が光るというキーボードのCZ-900を買ってみた．

部屋の電気を消した状態でディスプレイの光のみがKBを照らすという悪条件で撮影してみたのが下の写真．奥がWindy VANGUARD V101で手前がCZ-900．黒いKBはこういう条件だとキートップがテカって読めなくなるのですが，CZ-900はちゃんとキートップの文字が読めます．
CZ-900のキートップの文字は，最高輝度に設定してもこれ見よがしに中から光っている感じはありません．しっかりと白い刻印が塗られているような印象を受けます．

周囲のクリアフレームは僅かに光が漏れてくる程度でほとんど光っていないと言っていい．これ，上手くやると周辺部のエッジ部分だけ光らせるようにできると思うけど，おもちゃぽくなるのを嫌ってやらなかったのだろうね．

ちょっと困ったのが[Insert]，[Del]キーの配置．標準のKBと違って[Scroll Lock]キーを無くして[Insert]キーを上に追いやっている．プログラムのコードを書く時って，インサートモードと上書きモードを切り替えることが多いのだけど，このレイアウトでは無意識に[Del]キーを押してしまい悲惨な目に遭いそう．

CAPS LOCK，Scroll Lock，Num Lockの表示はテンキーとパームレストの間に置かれる．実物はオサレに光る．

こういうギミックに凝った製品は基本性能がおろそかになりがちだけど，これはキーボードとしての使い勝手もそこそこいい．平べったいキートップの形から想像できると思うけど，良くできたノートPCのキーボードみたいな打鍵感．V101と比べてタッチはやわらかめで，ストロークもちょっと浅い．でも，キーがペタペタと底突きする感じはないので疲れることは無いと思う．