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この作品で七味唐辛子の七味は「しちみ」と読むことを初めて知りました．ええ，わたしも芦原ちかこ(cv.神田朱未)と同じ中部訛りな人です．確かにATOK2009でも「しちみ」でしか変換できないわ．しかし，「しちみ」って言いにくくない？違和感ありすぎなんだけど．

「ひ～ち～」

「しち」

「ひち」
「しち」
「ひち」
「し～ち」
「何やってんすか？水淵先輩．」

「あ～，ちょっと中部訛りの親友にね，標準語の指導を．」

「あ～ん，早う，ひちみちょうだいよ！ひちみ～．」

このシーンで「しちみ」が発音できず，涙目になりながら「ひちみ」と言い続ける芦原ちかこに「芦原ちかこ，蕩れ」です．あ～，ちくしょう！かわいいなあぁ．もう．
そんでもって，水渕(cv.小清水亜美)の声で標準語を優しく指導されたりなんかしたら最高だ．

この記事を書く際，ATOK2009で「見蕩れる」が一発で変換できなかった．とりあえず「見蕩れ」をラ行下二段で単語登録しといたけど．
天下のATOKなのに，草冠に明るいの「萌」のさらに一段上を行く，次世代を担うセンシティブな言葉として期待の集まっている「蕩れ」が標準の辞書で変換できないのは問題だ．