« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »
主人公,藤井冬弥(cv.前野智昭)が気に入らなくて,切ろうか迷ってる作品です.
4話の観月マナ(cv.戸松遥)との掛け合いでは「ばっかじゃないの!」と散々言われてましたが,その後の森川由綺(cv.平野綾)とのすれ違いの描写も良くできていましたので,見続けてみようか,と持ち直しています.
5話は篠塚弥生(cv.朴璐美)が森川由綺(cv.平野綾)と藤井冬弥を引き離しにかかりますが,篠塚弥生の気味の悪さを視聴者に植え付ける点で作品に惹き付けられた感じがありました.この回,視聴者の視点が観察者である第三者から,藤井冬弥本人に移行してきたところも作品世界に入り込むにはプラスに働いています.
「だって,藤井さん,おさみしいでしょ.由綺さんがいなくなったら.」のシーンは全く予想していなかったので,藤井冬弥同様「な,なんのつもりですかっ!」とこっちも慌てた.
その後,起き抜けに「どちらに参りましょう.ありませんか?いらっしゃりたいところ.」と聞かれても素直に「お帰り下さい.」って言いたいキャラだ.確かに美人だし,デートしてくれるってんだからありがたい話なんだが.でも,お断りしたいぞ.
それでもデートに行く藤井冬弥は最低な奴なんですが,デートの最後の篠塚弥生とのキスで「熱のない 人形の唇、だ」と評したのは同情しました.そりゃあ,逃げるようにタクシーを降りたくなるわな,と.
Bパートで藤井冬弥が森川由綺の電話をシカトします.画面に「ごめん」とだけ表示されますが,こちらにも十分に気持ちが伝わります.視聴している側で主人公の気持ちをつかめたことが,「とりあえず視聴続けてみようかな」につながりました.
だって,会う女に女神とかほざいてる変な主人公の作品に感情移入して見続けるのは無理があったからねえ.
劇中で使われる番号表示の無い固定電話は現代の携帯と違って取るのに躊躇します.たぶん,視聴してるオサーン世代には,この躊躇する感覚が作品の面白さなのですが,携帯電話が当たり前になった若い世代にはどう観えているのでしょうか?
視聴者をつなぐため?人気のヒロイン,フェリ・ロス(cv.中原麻衣)のサービス回.
やっぱり,顔の幅より広い頭の後ろのリボンは破壊力あるなあ.
それでも抑揚のない喋り方とのミスマッチにシャーニッド・エリプトン(cv.谷山紀章)と一緒に笑ってしまう.
念威繰者の身体能力は一般人並らしいのだが,冷蔵庫を凹ますほどの蹴り.
メイド喫茶の店長ジェイミス(cv.太田哲治)は頭の切り替えが早い.「まあ,無理しても仕方ないわよね.いいわ.あなたはクールな魅力で行きましょ.」と黒ゴスに切り替えてフェリ・ロスの魅力を引き出した.本編には絡まないキャラのようだけど,こういう切れ者は何か目を引きます.
カリアン・ロス(cv.子安武人)は「フェリちゃん...痛い...」とか言って,1話以降,ずっと妹への溺愛ぶりが痛いかな,とか思いながら観てたんですが,この回で少し彼が理解できた気がしました.なぜでしょうかね.
こんな妹がいたら溺愛するわな,と思わせる理由は...
劇中のフェリ・ロスのセリフ.「どうして,使ってしまうのでしょう.」や「どうして,私が..なんで...なんで...」の理由はレイフォン・アルセイフ(cv.岡本信彦)との会話「どうして,いきなりバイトなんか.」「いきなりではありません.ずっと考えていたのです.子供の頃から家族にも周りからも念威繰者以外の道はないと思われてきました.でも,そうではないと.人は自分で自分の将来を決めることができるものだと知り,私は私の道を探しにツェルニに来たのです.なのに...あなたも言ったではありませんか.フォンフォン.」「え?」「私もこのままでいいとは思ってませんから...」とつながるのですが,観ている者にストレートに伝わりにくかった気がしましたね.
まだ,なにか距離があるな,と言う感じ.
作品的にはあんまりフェリ・ロスの心情をモノローグで出さない方向なんでしょうか.
電車で隣にすわったおばあちゃんがステキだった。あんな大人になりたい。
*このエントリは、ブログペットのココロが書いてます♪
たのしくうさぎまるさんのあたまに、まだココロがいっぱい入ってないですよ!
*このエントリは、ブログペットのココロが書いてます♪
にこっ◇にこっ◇きょうはなんだかないです!えへへ……☆
*このエントリは、ブログペットのココロが書いてます♪
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |