NHK トップランナー -TOP RUNNER- 6/2放送 声優:平野綾
トークの際にしきりに「瞬き」をしていたのが印象に残りました.多方面で活躍している人だし,この程度のトーク番組で緊張するなんてこともない筈.おそらくは「かわいく魅せるため」と思いますが,ええ,確かにかわいく見えましたとも.
最後に箭内道彦が「声優以外の活動に対して興味というか,これからどうしていこう,というのはありますか?」という質問で
「テレビに出ているから『声優 平野綾』じゃなくなる,ていうことは絶対したくないな,と思っていて,テレビに出る時でも『声優です』ってちゃんと言えるように.そういう出演の仕方をしていかなきゃいけない,と思っていて.」や「やっぱり『お芝居』がしたくて,最初,この世界に入ってきて,で,今,本当にそのお仕事に繋がって.ほんとに満足して,充実した毎日を送っているので,それを実現させてくれた『声優』というお仕事は,本当に大事です.」というコメントを引き出しました.
これは,写真集や歌などの声優以外の活動を始めた頃からネットで発生した「アンチな方々」に対するメッセージですね.他の声優だって同じことやってるし,商業ベースの活動なんだから目立たなきゃ売れないわけです.でも,目立つものなら何でも叩く迷惑な連中も湧いてくる...なんというか,ムラ社会に根付く卑しい日本人らしさ漂う風景ですね.
「二十面相の娘」のチコ役について,平野綾本人も「演じていて,重なるというか,すごく自分のことのように思える」と言っていましたが,確かにわたしも1話を観た時,上手く役にハマっていると思いました.その反面,「絶対可憐チルドレン」の明石薫役は微妙にキャラのイメージと違いましたが(最近慣れましたけど).
出演作として「涼宮ハルヒの憂鬱(涼宮ハルヒ)」,「NANA(芹澤レイラ) 」,「らき☆すた(泉こなた) 」,「DEATH NOTE(弥海砂)」が紹介され,絶賛放送中の「絶対可憐チルドレン」がスルーされたことがネタバレ注意 :週刊少年サンデー08/28: 完成原稿速報・ブログ版にてふれられています.
このスルーについては,番組制作側として妥当な判断だったと思うのですよ.「トップランナー」という番組は各界で活躍している人をピックアップして紹介する番組で,主な視聴層は「一般人」です.そういう人たちにとって声優は馴染みのない職業と言っていいでしょう(アニメや映画の吹き替えが誰なんて普通は気にしません).
だから「一般人」でも知っている作品を列挙して,「この作品に出ている人なのか」と一般視聴者が持っている知識にリンクを張ることで,視聴者が出演者(平野綾)に興味を持つよう仕向けます.
例に挙げられた作品は,ブームがニュースとして取り上げられ,地域振興でニュースになったり,ドラマ化,映画化なんかで一般人でもタイトルくらいは聞いたことがある作品です.じゃあ,「二十面相の娘」はなぜ取り上げられたか?と言われそうですが,これは後で江戸川乱歩「怪人二十面相」の朗読させるための前フリでしょう.
これが逸般人向け番組として作られていたら「絶対可憐チルドレン」も紹介されていたでしょうね.
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個人的な話ですが,役作りの話の中で「ガラスの仮面」が出てきてドキッとしましたね.ちょうど読み返してる最中だったので(そろそろ43巻出してほしいぞ).
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