紅 kure-nai 5話 望み
その代わり,番組直前に関東で起きた地震のテロップが入ったのが,とても残念でした.
九鳳院紫(cv.悠木碧)はよく笑うようになりました.声のトーンも微妙に変わってきています.そのあたりは脚本や作画も意識してやってるので,そう思うのは当然なのでしょうけど.
最近,画面で動くキャラよりも,声から受ける九鳳院紫のイメージの方が強く印象に残る場面が多くなりましたね(中の人の声がイイんだ).こうなってしまうと,今後,中の人が別の作品で何を演じても九鳳院紫に聴こえてしまうのでは?という心配もちょっと出てきます.
Aパートで訪問先の崩月家のシーン.九鳳院紫がやきもちを妬きます.明示はされてませんが,崩月夕乃(cv.新谷良子)はそれに気付かないふりして紅真九郎(cv.沢城みゆき)を着物姿で攻めます.それでも紅真九郎は,コロっと崩月夕乃の魅力に参っちゃったりなんかしませんでしたが.
「お二人ともようこそ.(着物を見せ)これどうですか?新しく作ったんですよ.」
「あ,そうなんですか.綺麗な色ですね.」
「良かったぁ.最近,学校でしか会えなかったから.」
「すいません.なかなか来られなくて.」
「いらっしゃって頂ければ,私のこんな姿はいつでも...」
「え?おぉー.そうですね.」
「この着物なんですけどね...この模様が...」
「おい!真九郎!」
「なんだよ.トイレか?」
「違う!」
「遠くまで来たから疲れちゃったのかしら?」
「私は疲れてなどない!」
「トイレじゃないんだよな.」
「違うと言っているだろ!」
崩月夕乃と紅真九郎(cv.沢城みゆき)の崩月流の稽古では,リーチで不利な筈の崩月夕乃が圧倒的に強かった.後継者だし,当然といえば,そうなんだけど.それにしても崩月夕乃,完璧超人だ.あらゆる面で隙がない.
九鳳院紫の料理番組の暗記もすごいけど,九鳳院紫のセリフ「妙に日焼けしたおじさんが朝から『ほっとけない!』って言ってるぞ.昼のテレビでいろんな人の人生相談を電話で聞いてくれる親切なおじさんだ.」は作品世界に現実感を与えますね.ただ,「Oh!Yes!」の元ネタが分かりませんでした.たぶん,30~40代の人間なら知ってるネタだと思うんだが.あんまりテレビ見ないから分からないんだよな.
武藤環(cv.真田アサミ)と九鳳院紫の連携プレーも良かった.わざと武藤環を煽るような発言から,九鳳院紫はある程度意味を知ってて喋ってるぽい.テレビ見すぎだ.
「で?今日はどこに行ってたのよ?」
「話の方向を強引に変えないで下さい.」
「ど~こ~にぃ~?」
「別に.ちょっと.」
「妙に意味深な言い方だ.」
「だよねー.どこで何してたのよぉ?」
「ちょっとした用事を済ませただけです.」
「用事って,何?何ぃ?」
「夕乃のところだ.」
「ば...余計なことを.」
「彼女のとこでどんな用事を済ませてきたわけ?」
「ちょっとしたことですよ!」
「済ませるって,アレ~?」
「何で発想がそっち方面ばっかなんですか!」
「青春は汗と涙とあふれる汁で出来てるもんだからねぇ~.」
「あふれる汁って何ですか!」
「食事中だぞ.」
「ついに最後まで行ったの?」
「夕乃さんとは何も無いですよ!」
「二人きりで稽古をやっていた.」
「ば...余計なこと...」
「へ~.二人きりでどんな稽古なんだか.」
「普通の稽古ですよ!」
「普通に寝技の稽古をねぇ~.」
「何で寝技限定なんですか!」
「分からない寝技があったら,いつでもお姉さんに聞いてくれていいんだからね.」
「俺のは?」
「あ~ん,夕乃さんを食べてきたでしょ?」
「食べてません!」
「子供の前だぞ!」
「俺も未成年です!」
「紫も食べてぇー.」
「あはーっ.紫ちゃん大人ぁ.」
「こらぁ!ダメです!」
「大人の階段とはそういうものだ.」
「違うでしょ!」
どこまで突き抜けるんだ?このアニメ.
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