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Lenovo ThinkPad T43p(2668-HAJ)をクーリエ・サービスで修理した

ThinkPad T43p(2668-HAJ)のCPU冷却ファンがうるさいので,軸でもぶれてるのか?ということで修理を依頼した.このT43pはThinkPlus拡張クーリエ・サービス(4年間拡張)(41C9598)に加入しているので,修理は2009年8月まで無料だ.

3/15に日通のパソコンポで引き取り,3/26にパソコンポで帰ってきた.土,日,祝日を挟んでいるとはいえ,11日間は長い.実は旧IBM時代にThinkPad T23(2647-9LJ)の修理をEMSで依頼したことが2度あったのだけど,その時は2度とも1週間で戻ってきていたので,Lenovoになって時間が掛かるようになったのかもしれない.

で,戻ってきたT43pですが,気持ち静かになったかな?という程度.修理前に比べて,耳につく高音の騒音が減ったので改善されていることは認められるのだけど.でもね,T23はCPUファンがフル回転しても気付かないほど静かだったのですよ.日本のPCは「静音」も一つのスペックとして語られる特殊な市場なんだから,少なくとも40万円前後のThinkPadには,そういうクオリティを求めていいのではないか?と思うのです.
そういった点でLenovoは「まだ,その域に達していない」と判断しました.

T23のクオリティはAシリーズとは明らかに別物でした.Aシリーズの無塗装のプラスチック天板と違い,T23はチタン粉末入りのラバー塗装の天板(高級感があって,手触りがいい!).金が掛かってるからCPUファンも静かなのは当然.当時の開発側も「Tシリーズは所有したいと思わせる」作りを意識していた.これがT43pになると部材がRシリーズと共通化され,高級感も失われています.事務用品として割り切っているので,多少ファンがうるさくても構わないということなのでしょう.なんだかなー.

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一応,比較のためT23当時の修理内容も記載しておきます.
1度目:液晶の赤化によるインバータ交換(修理は液晶交換となっていたが,実機を見た感じでは液晶は変わっていなかった模様)
2度目:液晶交換から戻ってきた数日後,液晶を留めるねじの目隠しが剥がれて紛失したため,目隠しシールを貼ってもらうよう修理依頼(目隠しシールだけ送ってもらうのは無理だと).
2度目の目隠しシールの貼り付けなんて1分も掛からない作業のはずだが,戻ってくるまでに1週間掛かった.個人所有とはいえ,仕事で使っていたマシンなので,1週間仕事が止まったままというのは困りましたよ.しかも,2度目の修理は1度目の修理の不手際(というか再利用した目隠しシールの糊が弱まっていた)のせいだし.

IBMの品質管理は「顧客のビジネスを止めない」ため厳しくしている,という話を聞いたことがあるけど,1週間というのは,ちょっと止めすぎじゃないかな.
まあ,個人客だと仕方ないのかもね.でも,会社が開発用マシンを用意せず,社員が自腹でマシンを買って持ち込むのが当たり前だった時代の話なので,実際に仕事が停滞して困ったのも事実.マシンだけでなく,自腹で保守契約を結ぶほど仕事に使っていたわけで,個人名義も軽視せず法人と変わらない扱いにして欲しかったですね.いや,別に職場まで修理に来いとかいうのでなくて,クーリエ・サービスでも4日間位で返してくれれば十分なんだけど.


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