@niftyの迷惑メール対策がなってない.というかダメになった.
Webメールのお知らせにも書いてある「新着メールの表示方法変更について(11/29)」の改悪のことですよ.
内容としては「Webメール(旧バージョン)のホーム画面にて、表示される新着メールについて、「迷惑メール」フォルダーおよびごみ箱に振り分けられたメールの通数を表示しないように仕様を変更いたしました。 」というものです.
その仕様変更作業のとばっちりなのか,同時期にMail@nifty > 迷惑メールフォルダー不具合の件 : @niftyなんて障害も起こしているし.変な仕様変更するからトラブル起こすんですよ.
この11/29の仕様変更で出る悪影響としては,「必要なメールが,迷惑メール対策で誤って捨てられてもユーザが気付きにくくなる」というものです.
迷惑メールフィルター(未登録アドレスブロック)を使っていると,初めてメールを送ってくる人は必ず「迷惑メール」ボックスに送られてしまう.いや,企業や商業店舗からのメールでは,スパムメールブロックの条件に引っ掛かって「ごみ箱」直行なんてケースもある.
だから,毎日,Webメールのごみ箱と迷惑メールボックスで新着数の表示があれば,差出人名とタイトルの一覧をざっと見て確認するようにしていました.ごみ箱の中にあるメールは,開いて本文まで見ることをしないので全て未読状態.だから,未読数の表示は役に立たず,新着数が表示されないと何件が本日の新着なのか分からなくて困る.
@niftyの迷惑メール対策は完璧でない.だから,必要なメールを@niftyが捨てていないか,ごみ箱や迷惑メールボックスの新着メールをユーザが確認しなければならない.新着数の表示をやめるのは,迷惑メール対策が完璧になってからにしてもらいたい(ま,無理な話だが).
この使いにくくなった仕様は「新WEBMAIL」でも同じようだ.ただ,WILLCOMのAdvanced/W-ZERO3[es](WS011SH)からはアクセスできないので,今でも旧バージョンを重宝している.もともと,新WEBMAILは使いやすいって感じがしなかったし.
ああ,Webメールの改悪仕様といえば,パスワードの保持期限が24時間というもの短すぎる.1日1回のメールチェックだと,タイミングが悪ければ毎日のようにパスワードを入れなければならなくなる(実際になってる).わたしは100~150時間程度保持するのが適切だと考える.
@niftyはセキュリティ保護のため,パスワード保持期間を短くしたと言っているが,わたしの場合「安全のため」パスワードを「英小文字,英大文字,記号,数字の全てを含んだランダムな文字列」としているため,何度もパスワードを入れさせられるのは面倒なのだ.この24時間制限でパスワード入力が面倒になったユーザが,パスワードを短くて簡単な文字列に変えてしまったらセキュリティ保護にならないでしょうに.
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わたしの現況としては,@niftyのメールで迷惑メール対策機能として,スパムメールブロック,迷惑メールフィルター(未登録アドレスブロック)を使っている.迷惑メールフォルダー(学習型フィルター)は出始めの頃使っていたが,すり抜けが多く実用的でないため使うのをやめた(@niftyの学習態度が良くないようだ).
スパムメールブロックは,ヘッダ情報やメールのタイトル(Subject)に特定のキーワードが入っていたら迷惑メールとみなす条件を設定できるのだが,spamを送る側もタイトルを文字化けさせる(エンコードを変えている)など対策を行っており,@niftyのユーザから「メール本文」のキーワードチェックをできるようにしてくれという要望が2ちゃんねるの「迷惑メールフォルダーについて Part3」の過去スレなんかでは上がっている.spam業者もメール本文を文字化けして送ることはできないからね.
メールの機能アップするなら@niftyの技術屋さんは,こういうスレも覘いておいてほしいものだ.