たまたま視聴した.いつもと趣向が違う番組内容.
アキバ2.0とは「2次元好き 2枚目(イケメン) 女性経験0(童貞)」なんだそうだ.
でも,イケメンじゃないのが少し混じってるぞ.
番組中に出てきたアキバ2.0のリーダーに対し,リアル妹が「現実に目を向けて欲しいですね」「かわいそうなことになりそうですので」「女の人と普通に喋れるかどうかも問題になってくると思うんですよ」とコメントしていた.見てるこっちもきつかったなあ.それに「断固拒否!」と語気を荒げて回答する兄を見て「あ,今,これを視聴してる『普通の人々』は引いてるな」とか思いましたね.
でも,この漢達の気持ちも分かるんですよ.まあ,半分くらいはネタとして楽しんで演じている「だけ」なんでしょうけどね(いくらなんでもマジであんな連中いないだろ?).
現実にリアル妹のいる男性というのは,(わたしも含め)そうでない人達から見て「ちょっと羨ましい」心境もあるんですが,実際は「いいもんじゃねぇ」という感想が多いそうで...確かに3次元の嫌な部分を見せられる機会もあるわけですから,夢のある2次元妹だけを見ている方がいいのかも.
結論としては,確かに3次元に失望している漢は増えているだろうし,今後も増え続けると思う.既に結婚にメリットが見出せないと言う人も増えているしね.その受け皿として2次元というのもありと思う.
てゆーか,2次元に嵌るのはおおいに結構なことだと思いますが.何が悪いんだ?
アキバ2.0という呼び方には,「とりあえず2.0をつけとけば流行るんじゃないか」という浅はかさと,マイノリティに対する「差別的な要素」が強く含まれているように思われました.まあ,オタクもその類の呼び方だけどね.この称号をもらって喜ぶ漢はあまりいないのではないだろうか.