フレッツADSLモア(12Mbps)のレンタルモデム(ADSLモデム-SVⅢスプリッタセット)のスプリッタ-モデム間の電話線コード(ADSL用の黒色1.8m)の代替品として購入.amazonで420円.
パッケージの宣伝文句は「磁気シールド効果で内外ノイズを防御 フェライト粉末でケーブル被覆をつくることにより,内部ノイズ・外部ノイズ両方に強いケーブルが完成しました.フェライト磁力の磁気シールド効果により,外来ノイズから信号線を強力に守ります.通常シールドは接地すると効果を発揮しますが,電話ケーブルでは接地できないため本来の効果を発揮できません.また,フェライトコアは信号線などに近いほど効果を発揮する特性があるので,ケーブル外皮内にあるフェライトシースは,非常に効率的な高周波ノイズ対策ができます.ADSLやIP電話などの高速伝送が必要なケーブルでお使い下さい.ノイズに強い電話ケーブルとして,一般の電話などにもお使い下下さい.」となっている.
自宅は,目の前に近鉄が走っており,自宅に父親の小工場を併設している.わたしの部屋の窓を開けると,隣の鉄工所のグレーの壁が立ちはだかり,自宅隣の田んぼを挟んで数十メートル先にも溶接を行う工場がある.土曜というのに本日も工場は稼動している.ノイズ発生源には不自由しないロケーションだ.
壁のモジュラージャック―スプリッタ間は,モデム付属の電話機コード0.2mで接続しているのに,スプリッタ-モデム間の無駄に長くて束ねられたケーブルが見苦しいのと,ちょっとでも速度が上がればなあ,という期待で購入しました.
でも,通信速度の測定結果は変化なし.モデム周辺の見た目がすっきりした程度の効果ですね.0.3mのケーブル1本で劇的な改善があるとも思えないしね.電話線がすっきりしたおかげでACアダプタが見苦しく残っているのが逆に目立つようになりましたが,これはどうにもならないし(多少コスト高でも電源内蔵にしてくれよ).
この手の「電磁波グッズ」って眉唾物が多いのですけど,普通の商品に比べて大して高くも無いので買っちゃうんですよね.効果が無くても「金返せ」と言う程の金額でも無いし.
ADSL敷設当時の測定結果が↓
フレッツADSL12Mbpsで標準的な速度が2.7Mbps
ケーブル交換後の今回の測定結果は以下のとおり.スプリッタを抜いてモデムを直結することも試しましたが,逆に速度が低下しますね.やはり,直結が有効なのはタイプ2(専用線契約)だけのようです.
ブロードバンドスピードテスト 通信速度測定結果
http://www.bspeedtest.jp/ v3.0.0
測定時刻 2006/11/04 13:04:06
回線種類/線路長/OS:ADSL/2.5km/Windows XP/愛知県
サービス/ISP:フレッツADSL モア(12Mbps)/nifty
サーバ1[N] 2.53Mbps
サーバ2[S] 2.61Mbps
下り受信速度: 2.6Mbps(2.61Mbps,327kByte/s)
上り送信速度: 720kbps(720kbps,90kByte/s)
診断コメント: フレッツADSL モア(12Mbps)の下り平均速度は2.7Mbpsなので、あなたの速度は標準的な速度です。(下位から50%tile)
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SPEED 2.5 (nagoya.speed.rbbtoday.com)
計測日時 : 2006年11月04日土曜日 13時09分45秒
下り(ISP→PC): 2.81Mbps
上り(PC→ISP): 684kbps
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goo スピードテスト 2.86Mbps
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------ BNRスピードテスト (ダウンロード速度) ------
測定サイト: http://www.musen-lan.com/speed/ Ver3.5001
測定日時: 2006/11/04 13:13:58
回線/ISP/地域:
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1.NTTPC(WebARENA)1: 2610.641kbps(2.61Mbps) 325.89kB/sec
2.NTTPC(WebARENA)2: 222.54kbps(0.222Mbps) 27.57kB/sec
推定転送速度: 2610.641kbps(2.61Mbps) 325.89kB/sec