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この話からエトワール選のストーリーが始まります．蒼井渚砂(cv.中原麻衣)から「もう一人のエトワールである」桜木花織(cv.岩村琴美)のことを聞かれた涼水玉青(cv.清水愛)と六条深雪(cv.野田順子)．二人とも「すこし考えさせて」と言葉を濁します．これは原作と全く違う展開方法ですが，二人の「ためらい」みたいなものが「重さ(迂闊に喋ってはいけない感じ)」を出しているので，まあ，そこそこ良かったと言っていいでしょう．そのおかげでBパートの最後，深夜のピアノの連弾シーン〜翌日の別荘行きのシーンが生きてきましたしね．
ただ，六条深雪から花園静間(cv.生天目仁美)にペンダント(?)を返すシーンでパジャマを脱がす演出は不要だったな．このシーンは延々と六条深雪が花園静間の気持ちを一人で語っていたので，それに続けて「じゃ，これ返すわ．」といってペンダントを手渡す方が自然でしょう．で，そのシーンに六条深雪がペンダントを外した後，頭を左右に振って，ちょっと手で髪を整えたりする色っぽい仕草を入れてくれれば，なお良いと思うのですけどね．

Aパートの終わりで蒼井渚砂と涼水玉青の「うーん．でも，エトワールって今は静間様お一人でしょ？もう一人は？どうしたの？その人．玉青ちゃん？」「お亡くなりになったんです．」という会話の直後，ひぐなくのアニメロCMを入れるのはちょっとなあ．不謹慎にも「お社さまの祟りで亡くなったんです．」って話を連想してしまったぞ．