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予防保守でメインPCから取り外したWD2500JBを再利用するために購入した．
税，送料込みで6,980円．普通この値段だとUSB接続専用のHDDケースしか買えない．だいたいLAN接続のHDDケースは10〜15k\前後するから，半値とはいかないけど安いことは確か．そのコストダウンのせいかLAN接続での速度はかなり遅い．数MB程度のファイルの読み書きなら遅いと気付くこともないが，アニメのような1本1GBという巨大なファイルをLAN経由で読み書きするとかなり待たされる(下のベンチマーク参照)．
そういう意味では，ワークグループレベルかSOHO環境でWordやExcelのファイルを置いたりするファイルサーバとして使うのが望ましい．

インストール時に軽微なトラブルが2件発生したものの，製品としては使い勝手がいい．
トラブル1:HDDのジャンパーがCable SelectのままだとUSB接続で使えない(LAN接続では使える)．マニュアルには「The hard drive jumper settings should be master or factory default.」と書いてあるので，Master側にすれば解決するのだけどね．WD2500JBはfactory defaultがCable Selectだし．
トラブル2:PC(WinXP Pro.SP2)でWD250JBをFAT32フォーマットしようとしたら250GBを1ドライブでフォーマットできなかった(←これはWinXpが悪い)．普段はNTFSしか使わないので，そんな制限があるとは知りませんでしたよ．フォーマットは，DN-NAS35をLAN接続にして，http経由でDN-NAS35の管理画面に入り，全部を1ドライブとしてフォーマットするボタンをクリックすれば完了する．

ベンチマーク(HDBENCH Ver 3.30で1GBのファイルの読み書きでテスト)
DN-NAS35(USB2.0接続)
Read Write Copy
28150 26223 4338

DN-NAS35(LAN 100Mbps接続でPCからネットワークドライブとして計測)
Read Write Copy
3365 3576 1122

比較用BUFFALO HD-HB250U2(USB2.0接続．Disk Manager Ver.1.01で同型機2台をスパニング．中身はWD2500BB)
Read Write Copy
24599 17929 6149

比較用WD3200JB(PC内蔵)
Read Write Copy
62829 63193 5062