このページの表示が認められていません

この6/28発売の新商品にちょっとはまっている．
砂糖を入れず，コーヒーに少量のミルクを入れた新しい方向性の商品．取り扱い店はまだ少ない模様．
通常の異様に甘い缶コーヒー(個人的にはいろいろなメーカの中でもJTのRootsが一番甘いと思っている)と違って砂糖が入っていない．砂糖が入っていないものの苦いわけでもなく十分においしい．ブラック缶コーヒーにありがちな刺すようなクセもなく飲みやすい．

新商品ということもあってか，缶にシールが貼ってあるのだけど，この貼り付け精度の高さに妙に注目してしまう．缶に印刷されたロゴと一体になるようデザインされたシールなので，1ミリでもずれると商品価値が下がってしまう．缶のシールなんて中の飲料の質には影響ないのだけど，日本ではシールがちょっとずれたり，缶が凹むだけでも消費者が商品を手にとってくれなくなり売れ残ってしまうからね．

このシール張りの機械を何年か前にNHKで紹介していたのを思い出した．番組では，歌謡曲の入ったカセットテープのラベル貼りや，ニッカのシードルのボトルに斜めにシールを貼り付ける事例を紹介していた．メーカー(ニッカ)から「店頭でボトルが並んだとき1本でもシールの貼り付け角度が違うと目立ってしまい，売れ残ってしまうから全部同じ角度で貼れ」と注文されたことを業者がインタビューで答えていたのを覚えている．