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今回も改変部分が多かったです．原作2巻#10「見てるだけが……」とタイトルが微妙に違うのもそのせいかも．
Aパート最初の蝶の羽化の場面，CGで蝶を描いてます．出来はいいのですけど，なぜでしょうか．このCGに生理的嫌悪感というか，強烈な違和感を感じます．どうもわたしの場合，生物をCGで描いたもの全般に嫌悪感を抱くようです(機械のCGなら違和感は無いのですけど)．

きもだめしで摩利あゆき(cv.浅野真澄)と神泉やす菜(cv.堀江由衣)の会話シーン．「あの…，ひとつ聞いても…．どうしていつもはずむ君のそばに？来栖さんの友達だからって思ってた．けど，違う．摩利さんもはずむ君のこと見ている．ずっと前から．」は原作より踏み込んだ表現です．原作だと「…こういう，触れ合いって… 好きな人にされるとうれしいもの…なのよね．」と「ほぉ〜〜．これは…奥が深い…」という流れで，まあ遠まわしな表現なのですけど．
EDは浅野真澄．芸が細かい．

今回原作からカットされた表現で見たかったものは，
「キミ達にはおおいに期待している…」「みられてる．みられてる．」
「お化け屋敷なんか行くとすっごいもんな〜」「しがみついてはなしてくんなかったりとかさあ」の後の神泉やす菜の妄想場面．普段は見ることの出来ない神泉やす菜の表情をカラーで見たかったです．
「…まったく，意識せずにそんなことしてくれてさぁ…」「えっ」の後で大佛はずむ(cv.植田佳奈)が来栖とまり(cv.田村ゆかり)から離れる場面．これは次の生物室の場面で摩利あゆきの「…びっくり」「ご，ごめん！」に掛かってくるので二つとも省略は残念です．