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「上方婚」と「下方婚」 - nikkeibp.jp - 年収と非婚率の知られざる関係

最初の「バブル崩壊前まで、日本企業はいわば巨大な見合いの場でもあった。」には笑いました．そこまで言い切りますか？と．しかし，この記事に寄せられたコメントには興味深いものがあります．「金がないと結婚できない」と煽る記事に対し，冷静に記事のおかしな点を挙げています．かえってコメントの方をもっと掘り下げて記事として読みたいところです．
確かに記事の「金がないと結婚できない」というのは否定できません．ただ，収入だけが結婚を左右するとは思えません．わたしは38歳で「そこそこ収入はあるけど結婚する気のない人」です．自分がそうだから，というわけでないけど最近は「結婚する理由(メリットなのかな?)が見出せないから，結婚する気がない人」が増えてるように思います．

先日，実家に帰った折，親から結婚を促すような小言を聞かされました．ちょうどその時見ていたTVで「家事をせず，遊んでいる嫁」が映っていたこともあって「よく働く嫁をもらいなさい」とも言われました．でも，現在の一人暮らしで困っている事は無いし，結婚して自分の生活レベルが下がるのはイヤだとも思っている．だから，どうしても働き手が必要になったら，週末だけ家政婦を派遣してもらう方が(結婚より)コストは安いと思うのですけど．

#ところで結婚相手に求めるものは何？ 1)働き手，2)世間体(家庭を持って一人前)，3)性欲処理，4)子供(老後の面倒をみてほしい)，5)家庭に安らぎを求める(家に帰ったとき誰もいないと寂しい?)

次回の3/21の更新を楽しみにしよう．

話題を変えて．
日経ビジネスアソシエは日経ビジネスとどう違うの？と思ったのだが，日経BP書店によれば
日経ビジネスは「ビジネスリーダーから圧倒的支持を集める日本No.1の経済・経営情報誌」．
それに対して日経ビジネスアソシエの方は「次世代を担うビジネスリーダーのための情報誌」だそうだ．ということでアソシエはビジネスより若干低い年齢層(30歳前後)向けの軽い読み物らしい．

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わたしは日経に対して「経済を知ってるふりした週刊誌」みたいな印象を持っています．経済通みたいなかっこつけてる割りに，週刊誌やスポーツ紙のようなセンセーショナルな見出しでビジネスマンに買ってもらおうとしてる姿勢が目に付くせいでしょうか．ああ，週刊東洋経済もそんなにおいがする．
世のビジネスマンがありがたがる日経にそんなイメージを持つようになったのは，相場を始めてからのことです．だいたい，初心者の頃に日経やTV東京のビジネスサテライトを真に受けて損するわけです．そこで初めて日経は使えない，と気づく．例えば「ドル円」で言うと，円高で105円/あたりになると日経新聞に「ドルは100円を切り，1ドル50円を目指す」みたいな記事が載ります．逆に円安で130円になると「ドルは150円，200円を目指す」みたいな記事が載ります．今なら「ぉぃぉぃ，そんなわけねーだろ」てツッコミますけど．でも，そういう週刊誌みたいな煽る記事を載せないと日経は売れないのでしょう．確かに円高になっても100円の手前で折り返すとか「当たり前」の記事しか載らないなら「そんな分かりきった記事は金出してまで読まねえ」てなりますし．
えっと，付け加えておくと為替については，日経に上のような煽る見出しが踊ったら，直後に相場が反転(円高→円安，または円安→円高)しますね．そういう意味では，日経をネガティブインデックスとして使うのが正しい使い方なのかもしれません．