おしえてBP! システム保守業務で365日毎朝6時メールを受けなければいけないなんて
おしえてBP! システム保守業務で365日毎朝6時メールを受けなければいけないなんて
わたし自身は,東京と名古屋で稼動しているシステムの担当で,20通/日はサーバからのステータスメール受け取るのが当たり前の生活を続けているわけだけど.
その立場から言えば「たかが2通で甘えたことを言っているんじゃない!」と思ってしまいます.
これはわたしと相談者の立場の違いに原因があると考えられます.わたしはシステムを構築した方の人間(インフラ系)で,自分が作ったシステムが毎日きちんと稼動しているか気になるので,メールを自分宛に送るよう設定しました.つまり,自分から希望して(ほしくて)メールを受けているので気になりません.それに対して相談者は,契約範囲外でしかも自分が希望しないメールを一方的に送りつけられる訳ですから,いわばspamを送りつけられていると言ってよいでしょう.
正常系,異常系を送るか,異常系のみにするか?という考え方ですが,わたしは正常系,異常系とも送るほうです.というのもシステム稼動当初の頃は携帯電話宛のメールが数時間遅延して届くのは当たり前という状態だったから.そんな状態で異常系メールのみ送信にしてしまうと,異常系メールが自分に届いていなければシステムは正常に稼動している,という勘違いが発生する可能性も十分にありました.正常系メールが届いて初めてシステムが正常に稼動していると判断し,メールが1通も届いていない場合は,システム全体が止まっている可能性を疑い,PIAFS経由でリモコンで客先のシステムに入り込み各サーバの状態をチェックする.そこまでして,初めて安心できます.
昔は,エンドユーザから「使えねーぞ!」という電話が客先の電算担当に入って,状況を電話で聞いてから深夜でも車で駆け付けてサーバの復旧に当たっていました.それに比べればリモコンで自宅(または出先)からサーバメンテナンスできる時代になったのはとても楽ですよ.