OCNオンラインショップで3,069円で購入。
単4電池2本で動く1,000円くらいの(同調ランプのついた)ポケットラジオが不調になったので本機に買い替え。
台所で使用するため購入しました。設置場所は食器棚の上。
ネットのレビューが良く、手頃な値段なのも良い。
レビューでも言われていますが本当に音がいいです。電池と違ってAC電源でパワフルに鳴るので、騒がしい台所でも聞き取りやすい。
わたしはワイドFMでしか使いませんが、AMも(少し使った感じでは)音質が良かったです。夜は遠くのAM局も割ときれいに聞こえます。一般的に夜間のAMは隣接局の音声がガサガサしたノイズで混じってくるものですが、本機ではあまり気になりませんでした。
買った当初、ボリュームを上げ下げするとガリ音がして「ハズレ品をつかまされたか」と落胆しました。AC電源コードを抜いて、ボリュームを最小から最大まで50往復したところ解消しました。
今回のラジオの選定条件は以下のとおり。
・据え置きで使うのでAC電源で使えること(毎日使うので面倒な電池交換を無くしたい)
・寿命が長いこと(安いポケットラジオはだいたい2年で寿命が来る)
・ポケットラジオより音がいいこと
・予算は4,000円程度
・ワイドFMが聞けること
予算を4,000円程度としたのは、ラジオの常連リスナーが投稿で言っていましたが「安いポケットラジオはすぐ壊れる。最低でも4,000~5,000円払わないと寿命の長いラジオは買えない」らしい。ポケットラジオを何台も潰して学んだ結論だそうです。
本機の不満な点は以下のとおり。
・同調ランプ(チューニングランプ)がないので、耳で聞きながら選局する必要がある
・ボリュームがBカーブ品らしく音量が急激に上がるので調整しにくい
同調ランプについては、ネットで紹介されている以下の改造方法に従って電源ランプを改造しました。
同調ランプがつくと選局はとても楽になります。スッとチューニングできます。使いやすさが全然違う。
ラジオを聞いている間は同調ランプが光って電源ランプを兼ねるので、改造前と比較してランプの機能が劣ることはありません。
本機を購入してから2か月ほど耳頼りのチューニングを続けていましたが、我慢できず同調ランプの改造をしてしまいました。言うまでもなく改造はメーカー保証が無効になります。
チップ抵抗が小さくてはんだ付けが難しいですが、わたしはやって良かったと思っています。ただ、この改造は二度とやりたくないですね。たまたま上手くいったという感じですし。改造で移設したチップ抵抗は、わたしの記憶している昔のものより、はるかに小さいものでした。
急激に音量の上がるボリュームは、12kΩのカーボン抵抗を1本追加するだけで改善できるそうですが、実施するかは検討中です。改造方法は以下。
カーボン抵抗を購入しようにも購入単位が10本や100本単位しかなく、使い残しがもったいないです。
カーボン抵抗自体は安くて、余ったら不燃ゴミとして捨ててしまえばいいのですが、買ったばかりの新品をそのまま捨ててしまうのは損した気になるのでいやです。
それでも電源オンで急激に上がる音量に我慢できなくなった頃、改造してしまうかもしれません。