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映画 華氏451

12/18にNHK-BS(アナログ)衛星映画劇場で放送されたものを録画で視聴(字幕).

「図書館戦争」で「予言書」として出てきた作品ということで期待して観たが,期待はずれな作品だった.
「言いたいことはわかったけれど,具体的じゃないって.私自身だって,漠然とそう感じただけだからそれは仕方ないわね」だいたいそんな感想.

物足りない(説明不足)な部分は以下のとおり.

1)開始36分のモノレール内の場面.乗客が自分の体をなで回すのですが,この理由が描かれていない.
テレビでしか知識を得られず,他人との接触もある程度制限されているらしい世界,となると外から入る情報はかなり制限されている.それゆえ「人の関心が外よりも内に向く(自分に向く)」ということを描いていると推測しましたが,解答が示されていない.
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2)モンターグ(オスカー・ウェルナー)が本を読むきっかけが描かれていない.
劇中ではクラリス(ジュリー・クリスティ)に「本を読んだことは?」と聞かれたのがきっかけとなっているのですが,それでは弱い.構成するなら図書館の老婦人(ビー・ダッフェル)が本と心中した場面を見て,「なぜ本に執着する?」という疑問をモンターグに持たせた結果として本を読ませる方がしっくりくる.今まで読むことすら考えたこともなかった本を手にするのだからモンターグも苦悩したはず.そこも描かれていない.
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3)開始41分.クラリスと老婦人がモンターグに目をつけますが,その理由が示されていない.
消防士という敵側の人間を引き込む危険性を考えるなら多少なりとも躊躇があるはず.そのやりとりが全く描かれていない.
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4)開始1時間10分.リンダ(ジュリー・クリスティ)の友人達に小説を読み聞かせる場面.
読み聞かせは老婦人の件が原因で衝動的にやっちゃったことなのですが,後に続くための必要なシーンとはいえモンターグらしくない,という印象です.


後半の「本の人々」が住む国の描き方は秀逸.前半の無彩色な印象をひっくり返すようにグッときますね.

ただ,フェビアン(アントン・ディフリング)は要所ゝに出てくるのだけど,本編への絡みが少なかった.何かをやらせるために出したのだろう,ということは分かるけれど.なんだろうね.

もしかして,今回,相当にカットされたバージョンをテレビで見せられたのかな.

1966年制作.
フランソワ・トリュフォー監督.
レイ・ブラッドベリ原作.

図書館戦争 6話 図書隊ハ発砲セズ

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